平成19年度 黒部河川事務所非常参集訓練を実施

掲載日:2007/05/15

 5月15日(火)に黒部河川事務所において、「平成19年度 非常参集訓練」を実施しました。

 この「非常参集訓練」は毎年行っているもので、今回の訓練では、黒部河川事務所の職員約20名ほどが参加し、管内全域で震度6強の地震が発生したことを想定し、以下のような非常時に想定される状況を考慮して安全で確実に参集できるルートを確認する事を目的に行われました。

・通常経路にある橋梁等の被災による迂回
・建物等の倒壊による通行不能
・余震の発生による通行時の危険

 今回の訓練では、災害が発生してから勤務先へ到着するまでの短時間の中で、把握すべき被災状況は何かを考えながら、道路や河川の目視による被災状況、道路の通行状況、建物被害の状況、ライフライン(生活・生命を維持するための水道・電気・ガス・通信などのネットワークシステム)の状況をイメージし、行動しました。

 その結果、短時間ではありましたが、参加した職員ひとりひとりが被災状況をイメージしながら、家庭内に身近にある設備や周辺にある構築物に対し、「災害が起きたらどうなるのか?」という問題意識をもつことができ、各自緊張感を持って訓練に臨むことができました。

 「もしもの時」に備えて、災害に対する意識を持つことも重要です。みなさんも家族や職場の仲間、地域住民の方と話し合いをする機会を作ってみてはいかがでしょうか。

 当事務所では、このような訓練を実施していくことで、引き続き防災能力の向上に努めたいと考えています。


  • 訓練状況(出張所職員との情報伝達)

  • 被害状況(想定)の整理

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