奥飛騨女性サポーターが黒部の砂防現場を視察

掲載日:2006/11/10

 11月8日に「奥飛騨女性サポーターの会」会員8名が黒部川砂防事業を実施している祖母谷の現場を視察しました。
 「奥飛騨女性サポーターの会」は岐阜県高山市(旧上宝村)の女性8名で組織され、 奥飛騨温泉郷で自然災害発生時に住民や観光客の避難誘導に必要な知識や目安等について 啓蒙活動等を行う目的で発足したもので、立山砂防や白山砂防も視察されています。
 当日は前日の暴風雨がうそのような快晴に恵まれ、黒部峡谷鉄道の車窓から眺める紅葉と山の峰々に積もった新雪が美しく、サポーター一同、感激の声をあげていました。
 しかし、祖母谷の資材運搬道路を歩き始めると、周辺の険しさや落石の危険の説明に真剣に耳を傾け、過酷な自然条件の中で行われている砂防工事の実態に頷き、作業員の苦労をねぎらっていました。
 人知れず山奥で黙々と行われている砂防工事を一般の人達に見てもらうのは今後の砂防 事業を進めるうえでも大切なことと思います。
 これからもこのような機会が増え、多くの人に砂防事業の現場を見ていただきたいと思います。


  • 過去に落石が発生した危険箇所を見上げるサポーター

  • 宇奈月ダム大夢来館を視察

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