砂防流域にイワナを放流
掲載日:2006/10/13
10月11日(水)、欅平周辺の砂防流域でイワナの放流事業を実施しました。
黒部河川事務所からも欅平周辺、小黒部谷、祖父谷周辺での放流に参加しました。
昔から黒部川は、イワナの宝庫として知られていましたが、度重なる洪水や職業釣り師による乱獲等により数が激減しました。こうしたことから平成13年より、黒部観光旅館組合の呼びかけで黒部峡谷に関係する団体(関西電力(株)、黒部峡谷鉄道(株)、黒部河川事務所、砂防工事請負者、温泉経営者等)が協力してイワナの放流事業を実施し、今年で6回目となりイワナの数も徐々に増加しています。
今回の放流では黒部川で養殖された10cmの稚魚と20cmの幼魚を合計で6,850匹放流しました。
参加者は、雄大な黒部峡谷を誇る黒部川に、沢山のイワナが呼び戻せることを願っていました。
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