「平成18年度水防工法研修会」を実施しました

掲載日:2006/06/07

 平成18年6月3日(土)9:00〜11:30に黒部川左岸4.4k付近(一般国道8号黒部大橋左岸下流)の堤防において黒部川水防連絡会(国土交通省黒部河川事務所、富山県、水防関係市町、消防署等で構成)主催による「水防工法研修会」を実施しました。
 これは、黒部川水防訓練と隔年毎に実施しているもので、実際の洪水時に水防工法がスムーズに行えるよう、日頃から練習しておくことを目的としています。
 「水防工法」とは、洪水時、河岸や堤防が洗掘や越水、漏水などによって崩壊するのを防ぐ様々な工法をいいます。
 当日は、風が強く肌寒い日でしたが、黒部川水防連絡会関係者65名が参加し、基礎工法である縄結び、土のう作り、積み土のう工、木流し工、立籠工の現地実習です。


  • 積み土のう工 水が堤防を越えるのを防ぐため、土のうを積み上げる工法です。

  • 木流し工 急流部において流水を緩和して川表堤腹崩壊の拡大を防ぐ工法です。

  • 立籠工 堤防の表法面に蛇籠を設置し、被覆することによって、川表法面の洗掘を防ぐ工法です。

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