6月は「土砂災害防止月間」です
6月1日から6月30日までは、「土砂災害防止月間」です。
土砂災害防止月間は、昭和57年の長崎県豪雨災害を契機として、昭和58年に創設され、土砂災害防止に関する国民の理解と関心を深めるため、防災知識の普及や警戒避難体制の整備などに関するさまざまな運動を実施することにより、土砂災害による人命、財産の被害を防止することを目的に、毎年、国土交通省と各都道府県が主体となって実施しているものです。
昨年、一昨年と全国各地で台風や豪雨、地震などで、がけ崩れ・土石流・地すべりといった悲惨な土砂災害が発生し、多くの犠牲が伴いました。
こうした土砂災害では、「もしもの時のための日頃の備え」が大切です。
① 土砂災害の多くは雨が原因で起こります。1時間に20mm以上の降雨や降り始めから100mm以上になったら要注意です。気象情報などに気を配りましょう。
雨量情報等については、黒部河川事務所ホームページ「防災関連情報」でもごらんいただけます。
(http://www.hrr.mlit.go.jp/kurobe/bo_info/index.html)
② 実際に危険箇所がどこなのかは、最寄りの土木事務所や市町村役場などでみることができます。日頃からどこが危険か、避難場所はどこかなど確認しておきましょう。
③ いざ、避難が必要となった時のため、日頃から避難するルートに危険な場所がないか調べておきましょう。
黒部河川事務所では、「土砂災害防止月間」の広報活動として、富山県、国土交通省 立山砂防事務所・神通川水系砂防事務所と共同で、土砂災害防止に関するイベントの開催を予定しています。
【イベント開催概要】
開催日時: 平成18年6月3日(土) 11:00〜16:00
開催場所: ショッピング・シティ アピア さん 1F広場 (富山市稲荷元町)
開催内容:
土砂災害防止に関するパネルや模型の展示
土砂災害・砂防事業等に関するDVD放映
砂防工事現場を見学できる抽選会 など
富山市方面へお出かけのご予定のある方は是非お立ち寄り下さい。
●平成17年度の実施状況(下記写真)
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