強熱減量
飲料水を105℃〜110℃で蒸発乾固したときに残る物質を「蒸発残留物」といいます。「強熱減量」とは、この「蒸発残留物」を約600℃で灰化(強熱・燃焼)したときに揮散する物質のことをいい、残った物質を「強熱残留物」といいます。<br>
 「強熱減量」の大部分は有機物であり、「強熱残留物」の大部分は不揮発性の無機物です。底質中の有機物量(藻類の死骸に起因する)を推定する指標として用います。