平成12年11月22日(水)に富山市内において、第7回黒部川ダム排砂評価委員会(委員長:吉原節夫 高岡法科大学学長)を開催しました。

●議  事

1.平成12年度連携排砂の経緯について

2.平成12年度土砂変質進行抑制策の結果について

3.平成13年度にむけての調査計画(案)

●委員の意見

【平成12年度土砂変質進行抑制策の結果について】
出し平ダム湖の底質(表層)調査結果より、ORP(酸化還元電位)値が改善されていることは、抑制効果があった。
T−P(総リン)の変化は、新鮮な土砂が上流から供給したことによるものと思われる。
微細粒子が排砂ゲートを開けることにより、ダム貯水池に貯まることなく下流に流れることも評価してよいのではないか。
排砂ができないときは、抑制策について効果があることが 判ったのだから積極的にやるべき。
 
【平成13年度にむけての調査計画(案)】
「平成13年度にむけての調査計画」に基づき実施する。
今後の調査内容については、委員からの意見を踏まえ、事務局で調査計画を再整理し、短期的な課題と長期的な課題に分けて、調査を実施する。
排砂時の土砂が海域でどのように流れ、堆積するかを、シミュレーションする必要があると思う。
生物モニタリング調査を排砂時(短期)のみならず、長期的に実施する必要がある。
 

 
鮮明な資料は黒部工事事務所にて、貸し出します。

 
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