平成18年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

山環 鈴見交差点の交通安全対策強化 31日早朝供用

平成18年10月27日

 国交省金沢河川国道事務所・石川県・石川県警は、鈴見交差点(もりの里→東長江方向)の交通安全対策を強化します。3者連携した工夫で「より安全に、低コストで、短期間に」効果的な対策を行い、悲惨な交通死傷事故抑制を目指しています。
 主な対策は、鈴見交差点の左折専用レーンを「直進及び左折に変更」し、交差点直前での割り 込みの必要性を解消。併せて卯辰トンネルまでの「合流区間を56m 延伸」することで合流の安全も確保します。供用は10 月31日早朝を予定しており、朝のラッシュ前に供用します。



現状:交差点直前で左折専用に気付き直進に割り込む車両があり追突事故の要因に
対策後:合流区間を56m延伸。左折専用を「直進及び左折」に変更、直進を2車線化することで交差点直前での割り込みの必要性を解消

左折専用から直進車線に割り込む車両

写真:鈴見交差点からもりの里方向を望む

☆ 交通安全対策のポイント ☆

  1. 道路管理者と県警本部が連携し工夫をしたことで、「安全対策を最優先(合流区間を延伸、視線誘導増設)」+「低コスト(用地追加取得なし、指定方向標識変更と区画線・路面表示変更等)」+「短期間(工期約40日)」で効果的な交通安全対策を実施
  2. 左折専用を直進及び左折とすることで、交差点直前での割り込みによる追突事故防止と左折車の減速を促し、交差点内での歩行者巻き込み事故を抑制