平成18年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

ご意見ご要望を踏まえ、わかりやすく、より安全に!
山側環状「道路標識改善」着手 〜国・県・市が連携、お盆前までに改善〜

平成18年6月28日

 国土交通省金沢河川国道事務所・石川県・金沢市は「3者連携」し、山側環状の道路標識改善に着手しましたのでお知らせします。
 今回の標識改善は「国・県・市の独自点検結果」及び「一般の皆様から寄せられた標識に関するご意見ご要望」「金沢市合同パトロール結果」等を踏まえ、3者が連携して改善するものです。
 わかりやすく・より安全な「山側環状」を目指し、3者が連携し順次改善して参ります。小型標識増設や標識板の文字修正は夏休み前までに、大型標識増設などは「お盆前の8月11日までに完了」を目指します。

標識に関するご意見・ご要望  | 改善のポイント | 改善の予定  | 山側環状の標識改善(例)

<標識に関するご意見ご要望>
○6月27日現在、35件寄せられました。
国土交通省(ホームページ・道の相談室など)に15件、石川県(知事メール等)に2件、金沢市に18件(合同パトロール結果:国6件、県10件、市2件)、合計35件の貴重なご意見ご要望が寄せられました。

○主な内容
・山側環状への案内標識が少なく、山側環状に入りにくい。又は入れない。
・「金沢森本IC」「梅田IC」や「各交差点」の標識がわかりにくい。
・IC上で車両の流れが交差する箇所がある。合流表示だけでなく交差注意や徐行などの標識を増やして欲しい。
・標識が見づらい。サイズが小さい標識は大きくし見やすくして欲しい。
・トンネルに「ライトつけよ」「追突注意」の注意喚起標識設置
・トンネル出口に「この先交差点」「信号あり」の注意喚起標識設置
・本線に山側環状の表示が少ない。
・主要な観光地への案内をして欲しい。
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<改善のポイント>
(1)安全対策の強化
・安全対策が必要な箇所は既に注意喚起看板設置済。今回の改善で「標識」「電光式情報板」に更新します。

(2)山側環状への案内強化
・山側環状へのアクセス部に「山側環状」の案内標識を増設(今町JCT、梅田IC、金沢森本ICなどのインターや交差点で増設)

(3)山側環状の表示を増設
・全線供用前に供用されていた区間に未設置箇所があり増設
・山側環状に進入した直後に確認できるよう増設

(4)直進方向の案内地名統一
・本線(上り) 安養寺北〜高尾1丁目→「金沢市街・兼六園」
        高尾1丁目〜鈴見→ 「津幡」
        鈴見〜金沢森本IC → 「七尾・津幡・金沢森本IC」
        金沢森本IC〜今町→ 「七尾・能登有料・津幡」
・本線(下り) 今町〜金沢森本IC → 「金沢市街・金沢森本IC」
        金沢森本IC〜鈴見→ 「金沢市街・兼六園」
        鈴見〜額谷町→ 「小松・白山」
        額谷町〜安養寺北→ 「小松・白山ろく」

(5)主要観光地への案内
・石川県観光案内サイン整備計画に基づき案内(上記(4)のとおり案内)
・湯涌温泉へは、アクセス道路整備完了までの間、鈴見交差点で右折案内する。

(6)各交差点での案内地名統一
・例:R159梅田交差点→東山・鳴和方面は「鳴和」で統一
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<改善の予定>
(1)改善する標識数
<国交省:68箇所>
    ・標識の増設→46箇所(大型2箇所、小型44箇所)
    ・標識板の文字修正→16箇所
    ・電光式情報板の新設→6箇所(金沢森本IC、卯辰トンネル等)
<石川県:40箇所>
    ・標識の増設→25箇所(山側環状の表示)
    ・標識板の文字修正→12箇所(白山ろく等)
    ・簡易標識設置→1箇所(R304金沢森本インター出口)
    ・標識板の撤去→1箇所(金沢市合同パトロール結果により撤去済)
    ・樹木撤去による視認性向上→1箇所(同上パトロール結果により撤去済)
<金沢市:2箇所>
    ・標識の増設→2箇所(小型、森本IC付近)

(2)改善完了の予定
<国交省:今町〜鈴見>
    ・小型標識→夏休み前までに順次改善(7月21日目処)
    ・大型標識、電光式情報板→お盆前までに改善(8月11日目処)
<石川県>
    ・お盆前までに順次改善(8月11日目処)
<金沢市>
    ・夏休み前までに順次改善(7月21日目処)

※参考:標識を増設する場合、標準工期として50日程度必要です。
(標識板と支柱制作に30日程度、基礎打設と標識据え付けに20日程度)
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<山側環状の標識改善(例)>

北陸自動車道 金沢森本 IC 料金所を出た直後の改善例
改善前→改善後
 
山側環状の表示を増設 山側環状への案内強化

  1. 全線供用前に供用されていた区間には未設置箇所があり、増設します。
  2. 山側環状に進入した直後に確認できるよう増設します。
※全区間に増設し、山側環状を走行していることを確認しやすくします。
  ※山側環状への案内を強化します。

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