平成18年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

「ロールプレイング危機管理演習(河川版)」を実施します
-シナリオなしの本番さながらの訓練を行います-

平成18年5月26日

 金沢河川国道事務所事務所では、出水時の防災体制に万全に期するため、情報伝達や各種判断対応の訓練を目的に「ロールプレイング危機管理演習(梯川版)」を初めて実施します。訓練は、水防活動状況の把握や、堤防の破堤からその復旧までを想定します。

日時:
平成18 年5 月29 日(月) 13:00〜16:00

場所:
金沢河川国道事務所 3F 防災対策室 他

《参考資料》

・演習実施の目的
 従来から行われている演習は、演習参加者全員にシナリオがあらかじめ知らせており、そのシナリオ通りに進行するような演習が主であります。
 もちろん、このような演習は災害が起きた時の対処シナリオの確認やある災害対処の行動がうまく実際に実行できるようにするためには、必要な演習であります。
 しかし、災害はいつ起こるかわからず、様々な災害対処、すなわち、状況の把握、判断、明確な命令・指示等の行動を短時間のうちに実行しなければなりません。
 そのためには、より実践的な演習を行う必要があります。

・ロールプレイング危機管理演習とは
 ロールプレイング方式とは、「役割演技法」ともいわれ、現実に近い場面を設定して、職員にあるひとつの役割を演じさせることによって、その役割の特性を学ばせたり、問題解決能力を身に付けさせる技法のことを言います。
 本演習においては、実際に災害が起きた場合と同じような環境を想定します。すなわち、事前に演習参加者(演習部)には、シナリオは一切公表していません。
 演習参加者(演習部)は、指揮部からの状況付与に基づき行動します。
 下図参照

図 演習組織構成のイメージ

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