平成17年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料
石川県内の水防機関により水防工法技術研究会を実施
「水防技術の研鑽と継承を図るために」
平成17年5月27日
出水期を前に、石川県内の水防機関(約160名)の参加を得て、手取川の川北町簡易グランドにおいて、水防工法技術研究会を開催し、水防技術の研鑽と継承を図ります。
- 目的
手取川・梯川水防連絡会では、6月からの出水期に備えて、水防活動における工法、技術の習得と継承を目的として、「水防工法技術研究会」を行います。
「水防工法技術研究会」は、平成2年度から開催しており、平成17年度で15回目(平成3年度は荒天により中止)となります。開催にあたり石川県土木部河川課の協力を得て、石川県内から21機関・約160名が参加する予定です。
- 実施内容
日時 平成17年5月31日(火) 午前10時から午後3時まで
(※ 現地取材は、13:30頃から14:30頃に実戦的な水防作業を
実施していますので写りがよろしいかと思います。)
場所 川北町 川北町手取川簡易グラウンド(手取川右岸 辰口橋下流)
- 参加機関
石川県内の21の水防関係機関、参加者約160名の予定(途中集計)
- 主催
手取川・梯川水防連絡会
- その他
一般者の見学は可能です。
平成16年度実施状況
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「月の輪工」 |
「縄結束」 |
《参考》
- 水防作業とは
水害を防ぎ、また被害を少なくするため、水防団等により実施される水防活動であり、古くから洪水により河川が越水や漏水などが見られた場合に、被災の原因・川の特性、地盤の状況にそれぞれ適した工法が考えられ受け継がれています。良く用いられる工法としては、川が越水するときに使用される「積み土のう工」、堤防に漏水が見られたときに使用される「月の輪工」、堤防が削られたときに使用される「シート張り工」「木流し工」などがあります。
《別紙》