平成17年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料
出水期前の堤防点検を実施します。
「手取川・梯川の重要水防箇所の点検」
平成17年5月16日
出水期を前に、手取川・梯川の重要水防箇所及び水防倉庫の点検を手取川・梯川水防連絡会の構成機関及び水防関係者による点検を実施します。
- 目的
6月からの出水期を前に手取川と梯川の直轄管理区間における「重要水防箇所」及び「水防倉庫」の点検を関係機関が合同で実施し、重要水防箇所の周知・洪水時における水防活動の連携強化を図るものです。
- 点検対象
手取川(河口から白山合口堰堤まで)と梯川(河口から御茶用水頭首工まで)の重要水防箇所(延べ延長 31.08km )と水防倉庫
- 点検場所とルート
別紙、重要水防区域位置図・点検ルート図--手取川|梯川
(※ 現地取材は、手取川(17日 10:20)右岸の美川大橋上流、梯川(18日 11:00)左岸の舟場橋上流の写りがよろしいかと思います。)
- 実施日
・手取川 平成17年5月17日(火) 午前10時から15時
・梯 川 平成17年5月18日(水) 午前10時から15時
- 点検の参加機関
手取川・梯川水防連絡会(国土交通省金沢河川国道事務所、小松市、白山市、能美市、野々市町、川北町、石川県、北陸電力(株)、電源開発(株)、西日本旅客鉄道(株))及び水防関係機関
《参考》
- 水防とは
洪水などがおきたとき、人命や財産を守るため、その地域に住んでいる人々がさまざまな技術で被害を最小限にくい止めようと活動することを水防活動といいます。水防活動は、みずからの地域をみずからの手で守るという基本的な考えをもとに昔から実施されています。
- 重要水防箇所とは
洪水に際して水防上特に注意を要する箇所であり、その種別としては「堤防高」「堤防断面」「法崩れ・すべり」「漏水」「水衝・洗掘」「工作物」「工事箇所」「工事施工」「新堤防・破堤跡・旧川跡」「陸閘」があり、重要度によって「ランクA」「ランクB」「要注意区間」の3ランクに分類しています。
- 手取川と梯川の重要水防箇所
手取川・梯川の重要水防箇所は、河川を管理する国土交通省において定め、市町及び石川県の水防計画に反映し、地域防災に用いられています。出水時には、地元の水防管理団体(手取川水防事務組合、小松市)がこれらの「重要水防箇所」の巡視・点検を行うなど水防活動に当たります。
《別紙》