平成16年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

「新潟県中越地震」「新潟大停電」「豪雪災害」での対応を踏まえ、
金沢河川国道事務所の災害対応能力を強化
〜自転車、投光器、標識器、サーチライトを事務所と3国道維持出張所に配備〜

平成18年3月29日

国土交通省 金沢河川国道事務所は、「新潟中越地震」「新潟大停電」「豪雪災害」など、災害発生時の道路交通確保における経験から、特に初動時の現地状況把握や情報提供が重要と判断し、事務所及び管内3国道維持出張所に、自転車8台、投光器9台、標識器3台、サーチライト12台を緊急的に配備しました。

★自転車:
 中越地震時では被災現場まで自動車が入れず、徒歩による調査・確認を余儀なくされ、時間的なロスが発生しました。
 機動性の高い自転車を道路パトロール車等に装備し、被災状況調査の迅速性を高めます。
 なお、日常は自転車を使った歩道点検などきめ細かな道路管理に活用します。

★投光器・サーチライト:
 地震や雪崩などの災害は、夜間に発生するケースも多く、さらに、災害復旧は昼夜を徹しての作業が必要となります。
 投光器等を充実させ、被災箇所の監視や作業の安全性確保・効率化を図ります。

★標識器:
 被災地での交通規制は昼夜継続しての規制となるため、少しでも労力の削減と安全性を確保するため、標識器を装備し、安全な交通確保を目指します。

《添付》

折りたたみ自転車・投光器・標識器 【PDF:800KB】