【事業の概要】
- 国道8号の金沢市諸江〜南新保間は著しい渋滞が慢性的に発生し、夕方のラッシュ時には諸江交差点を先頭に長さ約2,500m、通過時間が約14分の渋滞が発生していた。
- そこで、この渋滞緩和のため、現在2車線の上り線(福井→富山方面)を3車線に拡幅する事業を行い、平成16年3月19日(金)に供用開始したところ。
工事期間: |
平成15年11月〜平成16年3月(約5ヶ月) |
工 事 費: |
約2億円 |
【事業の特徴】
- 道路の拡幅に必要な用地は国道8号と並行する北陸自動車道の間の道路公団用地を活用。
→新たな用地買収を行った場合と比較して約5億円縮減できた。
→用地取得に要する時間が軽減できたため、短期間で供用開始できた。
【事業の効果】
- 諸江交差点を先頭に藤江交差点付近まで約2,500mあった渋滞長は約140mに短縮(約94%減) (事前見込みは400m)
- 渋滞を通過するのに要した時間は約14分から約2分(信号1回待ち)に短縮し、渋滞が解消した。(事前見込みどおり)
- 西念付近の走行速度は約35km/hから約55km/hへ約20km/h向上。
- 平成16年度は引き続き、下り線(富山→福井方面)の3車線化と西念交差点の立体化(下り線)を完成する予定。
※ 渋滞の事前調査はH15.11.26(水)、事後調査はH16.3.23(火)、両日ともに17〜19時の調査結果
走行速度の事前調査はH16.3.12〜3.18、事後調査はH16.3.19〜3.25の平日17〜19時の調査結果
【位置図:国道8号金沢市諸江〜南新保間6車線化(上り線)】
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