河川愛護モニター活動紹介


平成17年度河川愛護モニターの皆さん、一年間おつかれさまでした!

平成17年度モニターさんは、今回の報告を持ちまして一年間の任期が終了となりました。
今回は、モニターのお二人から一年間の感想をいただきましたので、4月5月の活動報告とあわせて紹介します。

梯川が大事にされるように、子供たちに伝えたい。藤本 義久さん

梯川河川愛護モニター
藤本 義久さん

■一年間、梯川を見続け思ったこと

 この1年、梯川で、散歩やジョギング、ボートなどの部活動、畑仕事や工事関係者などいろいろな市民の方と出会い、今までと違うたくさんのことがわかりました。防災面では、増水を知らせる監視カメラ、堤防の補強工事、排水ポンプの力強さ。市民が親しめるようにと工夫された岸辺での親水施設。6月の梯川のごみ拾いでは、くずの茂みの奥まで探し回る親子連れが印象に残りました。今後は、梯川がかけがえのないポイントとして大事にされるよう市民、子どもたちに伝えていきたいと思っています。


■4月・5月の活動報告

 梯川の安全点検が4月20日に行われた。逆水門・前川出張所付近から始まり、加工の導入堤では、日ごろ堤防沿いを外から見ていても、説明してもらえなければ気付かない部分について、詳しい解説・予定を聞くことができた。説明された各施設は、安全に留意され、防災の護岸工事、親水空間を市民の憩いのために作り上げるにも、限られた予算の範囲で色々と工夫している点が伺える。子供の教育に関係していることもあり、子供の遊び場などで事故が起きないような細やかな注意の視点、手立ての充実、また河川の防災管理の大事さを子供に理解させる教育の実現の大事さを痛感した。関係学校・子供の参加を、少しずつ拡大充実させる手立てをとりたいと思っている。5月は水量が多く、天候が悪いのか、鮎が飛び跳ねるほどの様子はまだ見られない。この時期に魚影がなければ、鮎そのものがいないのかもしれない。今年は海岸の方でも鮎の遡上を撮影しようと計画しているのだが。

憩いの場としての梯川に期待します。荒木 嘉友さん

梯川河川愛護モニター
荒木 嘉友さん

■一年間、梯川を見続け思ったこと

 この1年間、いろいろ歩いてみると、四季の河川敷、堤防を彩る草花がとてもきれいであり、水鳥等の鳥類が数多くみられました。
 水辺に親しむための低水護岸も方々にでき、市民のためのウォーキングコースも出来ました。
 今後も、小松市民の憩いの場としての梯川の堤防や河川敷が、安全に整備されることを期待いたします。特に手軽に水辺に下りれるよう、階段等きめ細かく設置されたらよいかと思います。


■4月・5月の活動報告

 4月20日の安全利用の点検で色々アドバイスや報告を聞き、河川の改修工事の現場を対岸より見てきました。河川は4月より水が少ないが、雪解けのためかどんよりとした濁りの流れでした。

 目に付いた事は、堤防や河川敷の大根の花が満開で白いじゅうたんのようでした。また、陽気に誘われたのか、堤防上の道路をウォーキングする人たちが多い。3・4月と比べると、格段の多さでした。4月ごろよく見られた水鳥はあまり見られないようでした。佐々木町あたりの水門にアオサギが一羽見られました。また、大根の花がたくさん咲いていたせいか、堤防や河川敷のゴミがあまり目立ちませんでした。

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新モニターの皆さんに意気込みを聞きました!

梯川を見て思ったこと、感じたことなど、色々な報告をお待ちしています。1年間よろしくお願いします。

自然環境について思いを伝えたい もっと子供たちに川に親しんでほしい
 梯川では、用水のために水をとると無水空間ができ、魚が上流に上がれないコトがあります。そのため魚など川の生態系が少し心配だと感じています。今まで、私は洪水に対しての意識が強かったのですが、これからは環境や利水のことも勉強し、自分なりの思いをいえればと思います。  梯川は自然環境が豊かできれいな川です。私は子供の頃、川でよく遊んでいたのですが、今の子供たちにももっと川に親しんでほしいと思っています。また、植物・昆虫などの生き物が好きですので、人間も含めて、川に関わる生物・自然などを見ていきたいと思っています。

 

 

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国土交通省 金沢河川国道事務所 調査第一課 TEL 076-264-8800 金沢河川国道事務所ロゴ
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