梯川河川愛護モニター
藤本　義久さん

　梯川には子供たちに伝えるべき事が多くある、と強く語る藤本さんは小学校の先生。将来梯川を子供たちの体験活動の場に使いたいと考えている藤本さんには、カヌーに乗って、水上から見た梯川の報告をしていただいています。その中で梯川を遡上する鮭の生態を調査し、ついに鮭の姿を発見したという報告をご紹介いたします。
　『平成17年11月13日中海大橋ちょい下のポイントからカヌーで下る。軽海新橋の近くで川の波が不自然に走る。今年初見の鮭、第一号！あっという間にすれ違って中海大橋のほうへ行く。そしてそのまま下り続けると仏大寺川合流付近で３匹目、荒木田大橋の下流付近で4匹目。それぞれすれ違っての遭遇である。あっという間に見えなくなる。』
　この時カメラを持っていなかった藤本さんは、後日再び鮭に遭遇した時に、産卵するために泳ぐ姿を写真に収めました。
　『2〜3年かければ面白い写真も撮れて子供の学習資料に使えるかもしれない。』と藤本さん。
　みなさんは鮭の遡上を見たことがありますか？　金沢河川国道事務所ではいろんな「○○発見したよ」という情報をお待ちしていますので、モニターでない方もいろんな情報をお寄せ下さい。

ついに鮭の遡上を捉える！

梯川河川愛護モニター
荒木　嘉友さん

　普段から梯川の河川改修工事の様子や大雨出水による決壊・浸水を心配する荒木さんには、主に白江大橋を起点に堤防を歩かれて気付いた、梯川の報告をしていただいています。その中のいくつかをご紹介いたします。

　『平成17年7月〔白江大橋〜鴨浦橋〕7月初めの豪雨の増水もかなり減りましたが、水のにごりはまだとれていないようです。荒木田大橋付近からは水も綺麗になり、河川敷の草木も青々とし、鴨も数羽見られました。』

河川敷の彼岸花

不法投棄されたゴミ

『平成17年10月広報かけはしがわvol.18で紹介されたモデルコース「まちなみ散策コース」を歩いてみました。市内の見晴らしもよく、河川敷の草も綺麗に刈られていて快適なものでした。また堤防や河川敷に彼岸花がまだ咲いており、意外な感じでした』『平成17年12月　〔舟場橋〜小松新橋〕堤防上の道路を走る車両から投棄したと思われる、生ゴミの入ったレジ袋等がかなりありました。モラルの問題！』
　最後の報告はやはりゴミ問題。これから季節は春になり、梯川ウォーキングも新緑の中、気持ちの良いものとなります。自然豊かな梯川にポイ捨てはやめましょうね！