平成17年の出水を振り返る
  平成16年には台風により大きな出水が発生し、小松市に初めて避難勧告が発令され、とてもこわい思いを市民のみなさんは経験されたことだと思います。
 その後、1年が過ぎ平成17年はどうだったのでしょうか?振り返ってみましょう。
ライブカメラ映像 古府
平成16年台風23号ライブカメラ映像
大きな出水はなかったものの去年の2倍の8回の出水が発生
小松大橋付近
出水で指定水位を超えた梯川の状況
(小松大橋付近)
 平成17年に指定水位を上回る出水が4月〜10月の出水期に8回も発生しました。
 平成16年は10月20日の台風23号による大きな出水が発生しましたが、出水期間中の出水発生回数は4回であり、平成17年の方が出水の規模は大きくなかったものの出水の発生回数が多かったのです。
 出水の特徴は、6月〜7月は梅雨前線停滞によるもので、8月は夕立による短時間に集中して降る雨により発生したものです。
埴田地点の水位の比較
危険水位:3.6、警戒水位:2.5、指定水位:2.0 H16:警戒水位超え2回、指定水位超え4回  H17:警戒水位超え3回、指定水位超え8回
平成17年の方が出水回数が多い
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全国でも各地で大きな出水が発生しています
 
  平成16年には台風により大きな出水が発生し、小松市に初めて避難勧告が発令され、とてもこわい思いを市民のみなさんは経験されたことだと思います。
 その後、1年が過ぎ平成17年はどうだったのでしょうか?振り返ってみましょう。
必要なもの…ハザードマップ、非常袋、携帯ラジオ、救急箱、軍手、タオル、懐中電灯、防災手帳、ロープ
※ハザードマップとは万が一洪水が発生したときに皆さんが避難する場所を示した地図です。
全国の国管理河川で計画高水位や危険水位を突破
詳しくは 国土交通省ホームページ/水害レポート /

http://www.mlit.go.jp/river/saigai/kiroku/

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私たちは洪水氾濫から地域を守るための仕事をしています。

【工事中】九竜橋川排水機場及び下牧築堤工事 【工事中】下牧及び平面護岸災害復旧工事 【工事中】古府護岸災害復旧工事
現場代理人:北村真人、監理技術者:開勤
加越・灰田JV 

 安全第一・品質第一をモットーに工事を進めていきます。工事状況については、随時住民の皆様にお知らせし、親しみやすい現場作りに努めていきます。工事中は地域の皆さまにご迷惑をお掛けすることもございますが、ご協力をお願いいたします。

現場代理人:北川浩、監理技術者:香林真吾
株式会社豊蔵組

 水上作業においては、風・水位等の気象条件に注意しながら、作業員の転落事故等が無いように安全第一で行っていきます。陸上工事においては、一般の方々の安全を第一に考え、交通誘導員を配置し事故のない現場を目指します。

現場代理人:熊本市郎、監理技術者:向出剛一
株式会社向出組

 当現場は海水と淡水の合流地点であり、多くの魚・鳥・昆虫が集まってくる場所です。その自然を出来るだけ壊さずに施工しています。仕上げとなるヨシ・柳の植生は古府小学校の生徒さん達に実施していただく予定です。

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【完成】安宅護岸災害復旧工事 【完成】白江護岸災害復旧工事 【工事中】オッチャ樋管撤去受託及び水防用ブロック製作工事
現場代理人:谷川義広、監理技術者:北岡孝
石川建設株式会社

 鋼管打込み時に振動が発生する恐れがあっため、周辺の振動には非常に神経を使いました。現場では4機の振動計を設置し、あらゆる方向の振動を計測しながら工事をおこないました。近隣住民の方々にはご迷惑をお掛けしたかと思われます。ご協力ありがとうございました。

現場代理人:高塚慎、監理技術者:太田健
株式会社丸西組

 出水期の工事だったので、降雨の影響により工事中止や手戻り作業が発生しました。その結果予定より工事の進捗が遅れ、それらを取戻すのに苦労しました。白江大橋直下には飛び石を設置し、魚を間近で見る事ができる施設を設けました。親しみやすい場所になっています。

現場代理人:池之上英之、監理技術者:宮永康之
北森建設株式会社

 工事を始める前に説明会を実施させて頂きました。これからも、地元の方々に工事内容を理解していただきたいと考えています。また、工事中も安全に進んでいる状況を皆さんに見ていただけるよう見学スペースの設置を考えています。気軽に現場を見に来てください。

なぜ冬に河川工事をするの?--台風や梅雨の季節の6〜9月は出水が多く発生するため、冬期間の年間を通して比較的出水が少ない期間に工事をしています。