自然に配慮した護岸のその後
昨年荒木田地先(左岸)に造った護岸に自然が戻ってきました。
この場所は、対岸にカワセミの巣があったり、冬には野鳥がたくさん訪れるなど、自然環境に配慮した護岸を施工した箇所です。
今までは、機能だけを求めたブロック張の護岸がほとんどでした。近年では、周辺環境や地域特性に合致した護岸として、生物が生息しやすいような多自然型護岸を施工しています。
今後も引き続き調査しながら自然に配慮した護岸づくりを目指していきます。
荒木田地先(左岸)の施行例
機能だけを求めたブロック張の護岸は工事完了15年以上経過した現在も植物が育っていません。
工事完了直後
(平成15年10月)
冬には野鳥がたくさん訪れました
(平成15年12月)
護岸一面に菜の花が咲きました
(平成16年4月)
レガッタ場に書かれているこの数字は護岸法先(水面に沈んでいるコンクリートの先端)からの高さを表しています。
例えば水が150の位置まであるときは、護岸法先からの水深が1m50cmとなります。
川に近づく際は参考にしてください。
お問合せ先
国土交通省金沢河川国道事務所調査第一課
小松出張所
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