いま梯川で行っている工事の紹介

地震に強い堤防づくり  大規模な地震が発生した際に宅地や水田を浸水被害から守るために、堤防の強化工事を行っています。具体的には、堤防前面に鋼矢板を打ったり、堤防の基盤に砂杭を設ける工事を行っています。
         
淀川堤防 鋼材(鋼矢板、鋼管矢板)工法 堤防がすでにある場合は、鋼矢板等の鋼材を堤防前面に打ち込み地震時に堤防が崩れるのを防ぎます
阪神大震災では淀川の堤防が壊滅的な被害を受けました。 淀川堤防 砂杭工法
新しく堤防を造る場所では、堤防の下に砂の柱をつくり、地震に対して強固な地盤を造った上に堤防を造ります。

自然に配慮した護岸づくり  河岸洗掘による堤防決壊を防ぐための護岸工事を荒木田地先で行っています。この周りには多くの動植物が見られることから、護岸のコンクリートブロックを土砂で覆い、再び植物が育ちやすいように整備しています。
       
荒木田地内での整備イメージ 護岸に豊かな植生が見られ、緑が回復しています。
(仏大寺川合流付近での施工例)
工事完成直後写真(H13秋)
工事完了直後(平成13年秋)
約2年経過した現在の写真
約2年経過した現在
野鳥観察会  護岸工事の現場対岸にはカワセミの巣があります。そこで、子ども達を対象にした、野鳥観察会を行いました。観察会には、野鳥について学んでいる国府小学校4年生の児童69名が参加し、野鳥を双眼鏡で熱心に観察しました。国府小の林校長は、「学校の近くにすばらしい環境があることが分かった。わが校の宝としたい」と語られていました。
お詫び・・・先の10月号にて九竜橋川排水機場周辺の梯川の流れの向きと梯川堤防強化工事の工事箇所の表示が誤っていました。お詫びして訂正いたします。修正版はホームページの「広報」をご覧ください。
       
 お問合せ先
国土交通省金沢河川国道事務所調査第一課
小松出張所
TEL 076-264-8800
TEL 0761-23-4000
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