かけはしがわ光ケーブルネットワーク

 金沢工事事務所では、IT(情報技術)による防災危機管理を進めるために、情報ネットワーク網の整備を進めています。梯川においても、光ファイバーケーブルによる情報ネットワークを整備することにより、情報の迅速かつ的確な収集・提供を行うことで、災害時における関係機関の連携等、防災体制の迅速化を図ることが可能となります。


ITを活用した河川管理

 梯川では、出水時において、橋梁部の流下状況や支川合流点、その他の危険箇所等の状況を把握することを目的として、光ファイバーケーブルを活用した河川管理用カメラを整備中であり、現在7台のカメラが稼動しています。

かけはしがわ光ケーブルネットワークマップ(左)
かけはしがわ光ケーブルネットワークマップ(右)

河川管理用カメラ映像や水位等の各種情報を収集
各種情報が集まる河川情報管理室


平常時状況

平成14年7月13日の深夜、鍋谷川との合流点
付近の出水状況(高感度カメラで撮影)






光ファイバー
ケーブル

 金沢工事事務所河川情報管理室は、6面大型スクリーンにてリアルタイム映像や水位、雨量等の各種情報を映すほか、災害情報を総合的に把握する機能を有しており、災害時の緊急対策を決定する防災拠点となっています。

     
     
     



地方自治体等との連携
住民の皆様に情報提供
 河川管理用カメラの映像は、光ファイバーケーブルによって、金沢工事事務所に一括収集された後、小松出張所等に送られるほか、新県庁にも送られています。県庁と情報ネットワークで接続することは、災害情報の共有化を図るとともに、情報交換を実施し、連携した災害対策を可能にします。

 河川管理用カメラの映像や水位等の情報は、インターネットによって「防災情報いしかわ」として、情報提供しています。(金沢工事事務所のホームページからもアクセスできます。)


防災情報いしかわ


河川情報表示版(小松駅前)

 小松駅前に設置してある河川情報表示板についても、小松駅周辺の整備が完了次第移設し、河川情報を提供する予定です。

  http://www.kanazawa-mlit.com/bousai-info-ishikawa/index.html

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