前号でもお伝えしましたが、油などの流出事故が多発しています。下のグラフは、北陸地方整備局管内の河川（１２水系）における平成12年11月から平成13年10月までの1年間に発生した水質事故の発生状況です。この間、梯川においても９件の水質事故が発生しています。
　 グラフからは、事故が冬から春先にかけて、集中して発生していること、また、発生の原因の多くがバルブの締め忘れや、保管状況が悪いなどといった人為的なミスによるものということが分かります。
　ふだんから、灯油などの扱いに一層の注意を払っていただくとともに、河川に油不意が流出しているのを発見された場合には最寄の消防署、警察署、市役所、県土木事務所、国土交通省出張所などへの連絡をお願いします。

平成13年1月24日　水質事故対応状況 平成13年10月18日　水質事故対応訓練	水質事故発生件数 （平成12年11月〜平成13年10月）	発生原因 （平成12年11月〜平成13年10月）
	水濁協とは 水質事故の緊急対応などのために流域の国、県、市町村、水道事業者などで構成している機関です。 お問い合わせ　 手取川・梯川水質汚濁対策連絡協議会 事務局：国土交通省金沢工事事務所河川管理課

■ボランティア・サポート・プログラムとは 　河川を慈しみ、住んでいるところをきれいにしたいという自然な気持ちを、形あるものにしようと考え出されたのが、「ボランティア・サポート・プログラム」です。 　地域住民の皆さんに「実施団体」となっていただき、河川敷の清掃、緑化、美化活動などの河川管理の一端を担っていただき、金沢工事事務所や地元市町村はその支援をするというものです。金沢工事事務所では、子供を育てる気持ちでふるさとの川 ”梯川” の環境美化活動に参加していただきたく「河川の里親」を募集しています。