■河川水辺の国勢調査は、このように利用されます
 生物の良好な生息環境に配慮し、あわせて美しい自然環境を保全あるいは創出するための計画・施工にあたっての基礎資料として活用されます。
 代表的な例として、多自然型の川づくりがあります。

●魚介類にやさしい かけはしがわ自然(魚類・底生動物)マップ・・・
 コンクリート管を水中に埋めて、洪水時の魚の避難場所を造ります。また、水中にブロックを設置し、魚のすみかを造ります。

●植物・小動物にやさしい かけはしがわ自然(魚類・底生動物)マップ・・・
 河川工事で造ったコンクリート護岸の上に土砂をかぶせて、植物が繁茂できる環境を造ります。また、植物が生い茂り、そこに昆虫などの小動物などが集まる環境が整います。

●鳥にやさしい かけはしがわ自然(魚類・底生動物)マップ・・・
 河口にワンド(入り江)を作ったり、とまり木を設置することにより、鳥類が、羽を休める場所を新たに造ります。

国土交通省では自然にやさしい川づくりをめざして、これからもいろいろな調査を実施し、配慮していきます。みなさんも、梯川で、自然にふれあってみませんか!

■お知らせ
 4月よりJR小松駅前に河川情報板を開設いたします。ご覧下さい。
■お問い合わせ先
国土交通省金沢工事事務所調査第一課 TEL 076-241-2115
小松出張所 TEL 0761-23-4000