■かけはしがわ自然(魚類・底生動物)マップ

このページは梯川の水環境を知るためのひとつの手がかりとして
川に直接関わりのある「魚」、「底生動物」を対象に紹介したものです。
魚類1:スズキ 魚類2:マハゼ 魚類3:カマキリ 魚類4:ギンブナ 魚類6:ウグイ 魚類7:アユ 底生動物1:イソコツブムシ 底生動物2:サカマキガイ 魚介類にやさしい・・・ 植物・小動物にやさしい・・・ 鳥類にやさしい・・・ 小松市民レガッタ 魚類3:カマキリ 魚類4:ギンブナ 魚類5:ウキゴリ 魚類6:ウグイ 魚類7:アユ 魚類3:カマキリ 魚類6:ウグイ 魚類7:アユ 底生動物3:シロタニガワカゲロウ 底生動物4:エルモンヒラタカゲロウ 底生動物3:シロタニガワカゲロウ 底生動物4:エルモンヒラタカゲロウ 底生動物5:ウルマーシマトビケラ 魚類のすみか 魚巣ブロック

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魚類一覧表
番号名称説明画像
スズキ海水魚と思われているスズキも、生活のある時期を河口部で過ごすことで知られています。
このような魚たちは汽水魚などとも呼ばれています。
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マハゼ河口部などの海水と淡水が混じりあう汽水域の砂のあるところに生息しています。
釣り人などからは「カワギス」などと呼ばれ、親しまれています。
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カマキリ春になると、海で育ったカマキリの子供たちは川に戻り、石がごろごろした瀬のところに生息し、約20cm程に成長します。
エラぶたにあるトゲをつかってアユをつかまえることから、アユカケなどとも呼ばれています。
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ギンブナ石川県に生息するフナの仲間は、ギンブナ、オオキンブナ、ゲンゴロウブナなどが知られています。
これらのフナの仲間の中ではギンブナが最も普通に見られ、砂や泥のある淵に生息しています。
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ウキゴリ石川県では、小型のハゼやカジカの仲間を古くから「ゴリ」と呼んでいます。ハゼ科に属するウキゴリは、卵からかえるとすぐに海に下ったのち再び川へ戻り、砂や泥のある淵に生息します。画像
ウグイ石川県にすむ淡水魚の中では、もっとも広い生息範囲を持っています。河口部の汽水域から、イワナやヤマメがすむ上流部の淡水域にまで分布しています。画像
アユ川に上ってきたアユは流れの速い瀬に生息し、石の表面に付いた藻類(そうるい)を食べ、急速に成長します。
アユの強いなわばり習性を利用した、「友釣り」は有名で、稚アユが放流されています。
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底生動物一覧表
番号名称説明画像
イソコツブムシ汽水域と呼ばれる、塩分を含むところの石の下や沈木に生息しています。
(きたない水にすむ生物)
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サカマキガイ貝の一種で、河川の水草やヨシの葉の裏や池沼等にも生息しています。
(たいへんきたない水にすむ生物)
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シロタニガワカゲロウ中・下流域の流れのゆるやかな川岸の礫下等で生息しています。
(すこし汚れた水にすむ水生昆虫)
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エルモンヒラタカゲロウ川の瀬(流れのあるところ)の石の表面に生息しています。
(きれいな水にすむ水生昆虫)
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ウルマーシマトビケラ山地や平地の流水にある石の下に生息しています。
(少しよごれた水〜きれいな水にすむ水生昆虫)
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やさしい川づくり
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・コンクリート管を水中に設置し、魚介類の洪水時の避難場所を設けました。
・鋼矢板を水中に沈め、景観に配慮しました。
・ワンド部を造り、鳥の休息地を造りました。
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・コンクリート護岸を土砂で覆い、植物が生息できる環境を造りました。-
・鋼矢板を水中に沈め、景観に配慮しました。
・ワンド部を造り、鳥の休息地を造りました。
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・毎年8月上旬に、小松市民レガッタで賑わう小松大橋下流は、その会場として、市民の集いの場として利用されています。画像
・間伐材を利用して魚類のすみかを造ります。画像
・アユの産卵場及び生息地なので、魚類のすみかとなるように、魚巣ブロックを使っています。
また、護岸のブロックとブロックの間に土砂を詰めて、植物が繁茂しやすいようにしてあります。
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魚からわかる川の環境
(1)海水・淡水(かいすい・たんすい)海水域(かいすいいき)・・・海水(塩水)のところ
汽水域(きすいいき)・・・海水が少し混じっているところ
淡水域(たんすいいき)・・・海水が少し混じっていないところ
(2)河川形態(かせんけいたい)(せ)・・・流れがあるところ
(ふち)・・・流れがゆるやかなところ
(3)河床の状態(かしょうのじょうたい)石がごろごろしているところ
砂のところ
泥のところ

底生動物からわかる川の水質

(1)大変きたない川の水(サカマキガイ・ゴカイなど)

(2)きたない川の水(イソコツブムシ・ミズムシなど)

(3)少しよごれた川の水(シロタニガワカゲロウ・モンカゲロウなど)

(4)きれいな水(エルモンヒラタカゲロウ・ヘビトンボなど)