梯川改修は図−2のような「引き堤方式」で川幅を拡げ洪水を流す能力を増やし、安全に日本海へ流すこととしています。
これは、河川の勾配が緩く、川底を掘り下げても、海面の高さが変わらないため、図−3のように海水の侵入が上流に延びるだけで、洪水を流す能力を増やすことはできません。
また、海水の侵入が現在以上に上流に延びれば、自然生態系や水利用等への影響が生じるからです。