H11.9.15 白鳥町豪雨災害の記録「今ふたたび清流への道」を一読して現地見学ができる日。H11と同じ日に前後しての白鳥町ですが、町はすっかり普段という感じで復旧に大きな努力があったのであろうと思われる。
 アメダス…最初に見ての白山文化博物館入り。白山を岐阜の方から見て(美濃馬場)のいろいろである。文化、生活、その他。
 長滝寺白山神社能面が印象に残る。出ている面が全部国指定文化財とは…。白山そのものの姿はあまり大きく見えない岐阜なのだが、それだけ砂防という面では見えない部分があるのか重要性が少ないのか?である。
(全国で13都道府県から白山を眺められるというのは驚きである。)




 白山文化博物館研修会について
 本日は小雨の中の見学。会員が少なく、家庭的な会になりました。
 白山は石川県側だけの物と思っていたので新しい発見でした。
 山があまりけわしくないので、砂防ダムはないと言うことでした。長良川の上流でした。
 白山神社の信仰が沢山ある事にびっくりです。




 白山文化博物館を見学して、霊峰白山と呼ばれることがよくわかりました。美濃馬場、越前馬場、加賀馬場として広く信仰され、それぞれに多くの神社があることを知りました。
 白山神社と呼ばれるものや、歴史から見ると、岐阜や愛知でも、古くから親しまれているように思えますが、現在なぜ石川県管轄となっているのか、少し疑問でした。
 母御石の説明で、元来、日本の霊山は聖地で女人禁制であった。山へのぼる山御を石を割って入れた。という伝説を知り、現在との違いを感じました。また、全国に点在する白山神社も、航海へ出て白山を見て方向がわかり命を救われて建てたことや、遠方から白山を主に信仰したことなど古くから多くの人々に愛されていることがよくわかりました。




 今回の研修会は平成11年9月台風16号によって、大きな水害にみまわれた岐阜県白鳥郡上に行った。郡上市にある「白山文化博物館」を見学し、岐阜県側からの白山に係わる、歴史、文化をゆっくり鑑賞した。同じ白山のふもとでありながら、石川県側の白峰村とは違い、厳しく、貧しい生活の中で人々が白山信仰を心の拠りどころとしていた様子が感じられた。今日、おだやかに流れる長良川が、5年前に道路や民家をも浸水したとは想像もできなかった。事前にいただいたその時の資料によると、人の想像を超える雨による被害がでて、今後は石川県でも起こりうると思われ、その時自分たちはどう準備し、どう対処し、どう立ち直らなければならないか、深く考えさせられた。教訓として生かしていかなければと思った。




 白山文化博物館に入り、はじめに語りべのない音楽のみの映像から入り、白山信仰、人々の生活の歴史・文化とさまざまなテーマで展示されており、ゆっくりと楽しむことができました。途中山々の道を通ったのですが、川に堰堤があまりないような気がし、石川県での白山までの山々の様子とかなりちがうよに感じられました。あまり砂防の心配のない長良川ですが、P15洪水資料をいただき自然のおそろしさをあらためて感じました。