『様々な角度から見た白山について』
思えば私がこの砂防特派員として活動しようとした理由に2005年2月に1市2町5村が合併して新しい白山市が出来る事が決定し何か記念になることはないかと思って白山砂防の勉強をしてみようと申し込ませていただきました。
いろいろお話をきいているうちにひとことに砂防といってもとてもむつかしくてまだまだよくわからない事がいっぱいです。
地殻の変動や風雪により白山は日々少しずつではありますが、変化しています。そこに住む動物や植物はそれをごくふつうに受け入れ今も営みをつづけています。いくら砂防施設の建設が進み、監視カメラや計測機器などがあってもそこに山があり、今回のような大量の雨が降ったり地震などがあれば、それを越える土砂災害が起こるのは自然のことです。
現に5月中旬にありました、あの別当谷のつり橋崩壊現場を見た時、自然の大きさを知り、こわくなりました。
白山は美しくその大自然を子々孫々まで残していくことが私達にとって大切な事であり、自然をこわさないという前提のもと砂防事業に関心を持ち続けたいものです。
この白山登山を通してそういう事に気づいただけも幸せに思いました。
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