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瀬戸砂防堰堤の補強工事の現場見学
甚之助谷地すべりの概要、及び万才谷排水 トンネル工事の概要説明
別当谷の法面対策工事の現場見学
白山砂防科学館見学
白山砂防科学館 リーフレット作成
白山砂防女性特派員の意見を取り入れたリーフレット完成!
梅雨明けが待たれる7月15日、今にも降り出しそうな空を見上げながら、雨具の用意をして出かけました まず最初に、「道の駅 瀬女」にほど近い、尾添川・瀬戸砂防堰堤改修工事を見学しました。昭和27年竣工から60年近く経過し、副堰堤の補強工事が行われていました。甚之助谷では、年間10pの地滑りが観測されています。その対策として万才谷周辺の地下水を赤谷に流すことにより、甚之助谷の地滑りを防ぐ目的で、排水トンネル施工が行われます。自然の脅威にさらされる白山中腹において、大胆な発想と工事だと思われます。 降り出した雨脚が次第に強くなってきました。平成16年、別当谷の大規模な山腹崩壊による法面修復工事も行われていました。ほとんど直角に切り立った法面に2メートルのアンカーを打ち付けながらの作業を人力で行っています。下山途中、車窓から可憐な「ささゆり」が咲き誇っているのが見えました。白山砂防科学館の見学と併せて、パンフレットの図案作成を行いました。白山の動植物、地域の歴史、古くからの人々の暮らし、過去の大水害、二分の一縮尺の百万貫の岩など盛りだくさんに学ぶことができます。しかも入館無料です。多くの人々に周知徹底し広報され、大いに施設活用されることを望みます。