金沢河川国道事務所

 広報活動(第4回)--令和5年10月13日(金)

 令和5年度広報活動(第4回)は、10月13日に白山砂防科学館の見学に訪れた小松市立今江小学校6年生(総勢47名)の皆さんに、白山砂防女性特派員が広報活動を行いました。生徒たちは2班に分かれ、各班ごとに白山砂防女性特派員から土石流模型実験の解説を受けました。

《見学内容》
 @土石流模型実験装置実演
 A館内展示物説明
 B砂防劇場(3Dシアター)
 C風嵐裏谷砂防堰堤見学

 限られた時間の中での広報活動でしたが、生徒たちは興味深く映像や展示を見たり、解説を聞いたりして、土砂災害についての学びを深めようと最後まで真剣に説明を聞いていました。

 生徒達の真剣な姿勢に応えるように、白山砂防女性特派員も土砂災害の怖さや砂防堰堤の果たす役割、白山砂防事業の重要性などを熱を持って生徒たちに伝えることができ、とても有意義な経験になりました。

★参加人数★
 2名

★私たち白山砂防女性特派員が小学校へ訪問します!!★
《「土砂災害」についての出前講座》
 手取川流域の小学校を対象に、私たち白山砂防女性特派員が小学校に訪問して、近年増加している土砂災害の被害や土砂災害に対する心構えなどの説明を行います。
 興味のある小学校は金沢河川国道事務所 流域対策課 までお問い合わせください。

 
  • ★広報活動★
 
「土石流模型実験装置実演」の様子
 
「館内展示物説明」の様子
 
「砂防劇場(3Dシアター)」の様子   恐竜の足跡の化石を見学!
 
「風嵐裏谷砂防堰堤見学」の様子

活動報告  女性特派員の代表的な感想
     
【N.Y】
 今回は、白山砂防女性特派員が3名参加のところ急遽2名となり、今まで少人数を経験したことがなかったので、内心動揺しましたが、国交省の流域対策課の方々がいらっしゃったので何とか落ち着くことができました。
 土石流模型実験を最初から準備したことがなく、いざ土石流を発生させる場面でなかなか土石流が発生せず、少しバタバタしました。あとで白山砂防科学館の方にうかがうと、最初にエア抜きのため小砂利をセットする前に何度か土石流発生ボタンを押すことを教えていただきました。何事も経験が大切と改めて感じました。
 以前から学校、クラス、グループによって反応、雰囲気等が違うと話していましたが、今回は「○○してください。」などお願いしたりすると必ず元気な「はい!」という声が返ってきてとても有り難かったです。全体的にも真剣に聞いてもらえた気がして、説明内容は力不足は否めませんが、個人的には充実した活動となりました。
 反省点は今後につなげたいと思います。

【S.Y】
 今回はYさんと2人の活動でした。土石流模型実験をしました。見学は2グループに分かれ2回実験をし、金沢河川国道事務所の職員の方と協力して行いました。雨や土砂を流すタイミングの声掛けはスムーズにいくようになりました。けれども自分の説明がかたくて途中つまってしまうので、反省です。伝わりやすくしたいです。
 今回参加された小学生さんは動画を撮っていました。後で振り返りができるし、学びが深められるのでいいですね。良い動画が撮れるよう場所取りも真剣でした。そしてみんなが見えるようにお互い気遣いしていて、素晴らしいと思いました。説明も静かに聴いてくださりお礼の言葉など子どもたちからの反応があり、やりやすかったです。
 最後に風嵐裏谷の砂防堰堤に見学にいきました。私は堰堤への道が好きです。砂防科学館前のススキがきれいで秋晴れの日差しに輝いていました。砂防科学館前に集合した時「白山が見える」と初めて知りました。御前峰が見えるのですね。とても感激しました。
 堰堤を見学した時小学生から「お城の石垣の積み方に似ている」と声がありました。確かにそうですね。今度はその視点からも研究してみたいです。
 堰堤の前で一列に並んで先生がクラスごとに写真を撮っていました。みんないい表情でした。砂防科学館見学のお手伝いをして思うことは「こどもに砂防科学館の役割や、土砂災害について知ってもらうことは有意義」といつも感じます。小学生に伝えることで私も勉強になるし刺激にもなります。これからも砂防科学館の見学のお手伝いを通して自分も学び続けたいです。
 今期はこの後も小学生見学が何件かあります。次回の見学会が今回よりも良い見学会になるよう努めたいと思います。