金沢河川国道事務所

 広報活動(第1回)--令和5年5月21日(日)

 令和5年度広報活動(第1回)は、白峰若葉まつりにて「出張!白山砂防科学館」ブースを出展し、科学館パンフレットの配布やパネルの展示等を行いました。ブースでは、バックホウラジコンを用いた無人化施工体験コーナーも設け、操作の楽しさ・難しさを体験いただきました。

 白峰若葉まつりの催しの1つとして「白山砂防○×クイズ」を開催しました。たくさんの方にご参加いただき、大変盛り上がりました。5問正解者には、缶バッジなどの景品をお渡しし、お年寄りやお子様まで楽しんでいただきました。

 また「白山手取川ジオツアー」に同行し白山砂防科学館の見学や百万貫の岩・砂防堰堤の解説等を行いました。

 白山砂防科学館には、百万貫の岩の模型(2分の1スケール)や白山手取川プロジェクションマッピング、砂防劇場等の展示のほか、砂防や防災に関するクイズに正解すると白山砂防科学館限定の砂防カードがもらえるコーナーもあります。入館料は無料です。

 皆様お誘い合わせの上、ぜひご来館ください。

 ●白山砂防科学館に関する情報はこちら
   
   
 ★参加人数★
    6名

  • 広報活動(第1回)活動状況
 
白山砂防○×クイズを開催!   ○かな?×かな?
 
無人化施工体験コーナー   子供たちも夢中でした!
 
白山手取川ジオツアー
(奥に見えるのは百万貫の岩)
  百万貫の岩について解説する
流域対策課長
   
白山手取川プロジェクションマッピングの解説をする流域対策課長
   
若葉まつりに参加した女性特派員の皆さん

活動報告  女性特派員の代表的な感想
 
【M.K】
 バックホウラジコンは人間が立ち入れない無人化されている急峻な場所で堰堤を作る際の建設機械です。無人建設機械の操作体験をしてもらうのが目的で子供たちに大人気でした。
 砂防クイズはたくさんの方が参加されて興味を持っていただき、災害について学んでもらえたと思います。楽しい一日でした。
 
【T.N】
 広報活動の第1回目活動は白峰若葉まつりにおいてのPR活動でした。具体的には白山砂防○×クイズと白山砂防科学館+白山手取川ジオツアーの開催です。白峰の菜さい前に食べ物などのテントが立ち、その一角で、私たちも砂防のパネル展示や、無人化施工イメージのショベルカーのラジコンの体験などを準備しました。
 当日は快晴でお天気もよく、県内あちこちでイベントデーでした。若葉まつりは、地元の方をはじめ、県内外の観光客などたくさんお客さんも来られて盛況でした。人が歩けないほどの混雑というほどではなく、お客さんもテントを出しているほうもゆっくり楽しめるくらいの、いい規模感とにぎわいだったと思います。
 私は午前中の白山砂防○×クイズの司会をしました。砂防や防災に関するちょっとしたクイズを子供たち(大人も)と楽しみました。また、午後は希望してジオツアーにも参加させてもらいました。国交省流域対策課の課長、もう一人の特派員と15名前後のお客様とバスにて、白山砂防科学館や百万貫の岩をめぐり、川沿いに見える堰堤の解説なども。実際に目で見ながら、課長の説明を受けられるので、初めは砂防とは何だろうと思っていたお客様たちも、「砂防というものがあって、北陸の防災の特色である」ことについてキーワードとしては印象に残って帰られたかと思います。説明を聞いていて、石川県の白山地域の堰堤の数の多さにびっくりしました。自分にとって、とても勉強になりましたが、なかなか、お客さんたちに、うまくタイミングをつかんで話しかけもできず、一般のお客様へのPRには修行が必要だなと思いました。すごいですよねっていう共感だけでもいいと思うのですが、なかなかお声がけが難しかったです。
 百万貫の岩は何回見ても圧巻ですが、4,839トンもある岩が、昭和9年の大洪水の際に土石流の先陣をきって流れてきたことは、石川県民でも意外とご存じない方が多いかもしれません。どうしてこんな大きな岩が先陣をきって流れてくるのかは、理論的な計算は分からないし、あまりピンと来ていませんでした。とある本で「ブラジルナッツ効果」というものがあり、大きい粒は先に出てくることを知りました。例えばですが、コンペイトウや、ドライフラワーなどが入っている紅茶の茶葉を、横着して計量スプーンを使わず、ポットへ直接トントンと出すときに、コンペイトウなど(茶葉より)大きくて重いものが先にどさどさと出てきたことがあり、なるほどこれがそういうことかと思いました。そんな自分の体験や思ったことも踏まえて、もっと気軽にお客様にもこちらから話しかけようと思いました。
 出店されているお店の食べ物などもおいしく、太鼓の演奏はとても見応えがあり(かっこよかった)、ハクさんとの写真撮影、じゃんけん大会など、内容も盛りだくさんで、来られた方も私たちも楽しめた1日ではなかったかと思います。
 これからも、いろんな形でのPRに参加したいと思います。
 
【S.N】
 白峰へ向かう道中に見える手取川ダム湖周辺の緑は新緑から深緑へと変わっており今年の季節の進み具合が早く感じる。
 長梅雨、猛暑そして水害は勘弁してほしい。
 2年目はノーマスクでの活動。活動者、参加者ともに顔を見ながら『参加してよかった』と思える行事でした。
 
【Y.B】
 当日、天気にも恵まれ、白峰へ向かいました。私たちのブースは食べ物のお店のテントとは反対側に設置され、足を止めてみてくださるお客さんも大勢いらっしゃいました。
 白山砂防についてのパネルを並べ、パンフレット配布や、バックホウラジコンで栃の実をすくって遊ぶスペース、そのほかに、午前と午後に一回ずつ○×クイズ、白山砂防科学館と百万貫の岩をめぐる白山手取川ジオツアーの活動をしました。
 当日は風が強くてパネルが倒れたり、配布物が飛んでしまうハプニングがしばしば。強風対策が必要でした。ラジコンは子供達に大人気。電池の消耗があったり、リモコンのレバーが破損してしまったりしましたが、3台あったのでなんとか稼働して、最初から最後まで人気があったコーナーでした。○×クイズでは、その場にいた子供連れの家族や、若者や元気な中高年の方などの年齢層で、参加者もまずまずでした。出題数も5問として良かったと思います。最後まで残った方に差し上げる景品の缶バッジも子供達がどれにしようかと迷いながら選んでいたのが印象的でした。
 私は、12時半からの白峰お楽しみツアーの一環として企画されていた、白山手取川ジオツアーに同行しました。参加者はマイクロバスに乗りこみ、席はほぼ満席(参加者16名ほど)本田課長がガイド隊長となり、まずは白山砂防科学館へ。何度来ても楽しいところ。最初に実際のサイズの半分の百万貫の岩のレプリカ内のシアターで3D映像を鑑賞しながら、なぜこんなに大きな岩がここにあるのか?ということを教えてもらい、参加者の方々も理解をしてくれた様子だった。科学館内では口頭での説明と、新しく導入されたプロジェクションマッピングを用いた新兵器のモニターで説明してもらいさらに知識を増やしてから、いざ、実際の百万貫の岩を見に再び乗車。
 百万貫の岩への道中は、道幅が狭く、ガードレールは古びた石製ということで、自分で運転していないのだが、いつもハラハラする。車中では、本田課長から川の様子をライブで映しているカメラの位置、道中にある河内谷下流砂防堰堤などの説明を聞きながら、新緑と清流と堰堤の景色を眺めつつ、百万貫の岩へとバスが進んで行きました。その日は、水量が多く岩のそばに行くことができませんでした。河原にて実際に百万貫の岩を見ながら、昭和9年の大洪水のとき、この岩がどんなふうに流れてきたのか、当時の状況を思い浮かべることができました。本田課長が資料ファイルを用いて、参加者の方々に説明してくれて、大変わかりやすかったと思います。その後、百万貫の岩が流れてきた宮谷川との合流点を見学しに、少し上流まで移動して、そこからまた白峰の町の方へ戻りました。参加者の方々には、砂防事業や土砂災害、白山の地形についての理解を深めることが出来、大いに楽しめた企画だったと思いました。
 ツアーの後、私たちのブースでは相変わらずラジコンが大人気の様子だった。周りの飲食店舗も徐々にラストスパートに入り、大盛況のうちに閉店準備をしていた。
 白峰の若葉まつりは、初めて参加しましたが、白峰の自然の中でのアットホームな雰囲気が大変良い印象となりました。来場者の数も、大混雑することもなかったので良かったのではないでしょうか。また来年も開催され、広報活動に参加できたら良いなと思いました。
 
【M.M】
 白峰若葉まつりの『出張、砂防科学館』のブースで活動をしました。
 今回初めてだったのが、無人化施工の体験コーナーでした。リモコンで操作するバックホーは子どもや大人の方も興味を示され、操作に夢中になる姿が見られました。実際の工事現場でも使われていることを、口頭でお伝えしましたが、そういうことを視覚的に訴えることができれば良かったと思いました。(もしかしたら、パネルにそういう展示があったでしょうか)
 お天気にも恵まれましたが、たびたび展示パネルが風に倒され、屋外展示の際の重りも要検討だと思いました。
 ○×クイズは、午後から子どもが少なくなりましたが、地元の参加者の大人たちが盛り上げてくださって、白峰の方の温かさも感じられました。砂防に一番近いこの土地から、土砂災害の悲惨さや砂防の役割が伝えられていくことを願います。
 
【M.Y】
 白峰で開催された若葉まつりに参加しました。午前と午後の2回の〇×クイズ・百万貫ツアー、パネル展示・ラジコン操作のバックホウなどがありました。前回に続いての参加であったので、手順などもわかり緊張せずにできたと思います。
 前回百万貫ツアーに参加させていただいたので今回は初参加の人が同行することになったので広場に残りました。そこで思ったのが、まずラジコンが動かなくなった時に私が対処できずに毎回「お願いします。見ていただけますか?」と国交省の方に言わなければいけなかったことでした。少しでも勉強して対処出来るようにしていきたいと思いました。後パネル展示に関しても、ただ見ていただくよりも書いてあるものを理解して皆さんに説明できるようにしたいと思いました。