金沢河川国道事務所

第5回活動--令和4年9月27日(火)

 第5回活動は、立山砂防管内の現地視察でした。当初、トロッコに乗って管内を移動し、立山カルデラ内を視察する予定でしたが、天候不順のため行程が変更となりました。
 立山カルデラ砂防博物館や立山砂防事務所では、トロッコの模型を眺め、思わず「乗りたかった」と声が漏れる一幕もありました。 雨が降ったり止んだりとあいにくの天候になりましたが、霧の中で見た称名滝や有峰湖、本宮砂防堰堤はとても幻想的でした。

   活動のしおり表紙

 
★参加人数★
  8名

★立山砂防管内メモ★

《立山カルデラ砂防博物館》
 立山は、地質、地形、気象、雪氷、生物等の自然に大きな特色を持つ名山です。その中でも立山カルデラは、火山活動と侵食作用で形成された日本有数の大規模崩壊地で、立山の自然史を解くために重要な地域です。これら特色ある自然とそこで営まれてきた歴史について紹介しています。
 立山カルデラには多量の崩壊土砂が堆積し、常願寺川流域に度重なる土砂災害をもたらしてきました。このため、富山平野を守るために100余年にわたり続けられている日本屈指の砂防について紹介しています。
   
《立山砂防事務所》
 大正15年(1926)直轄砂防事業の開始に伴い、内務省新潟土木出張所立山砂防事務所(現在の国土交通省立山砂防事務所)の初代所長に任命された赤木正雄氏は、基幹設備となる白岩砂防堰堤の建設と水源地の厳しい現場に大量の建設資材や作業員を効率的に輸送するための砂防工事専用軌道の建設に踏み切りました。この軌道は現在も立山砂防で活躍しています。
   
《称名川》
 称名川流域は、昭和44年(1969)の豪雨で渓岸崩壊が数多く発生し、国の砂防工事の区域になりました。今後は、称名川上流の弥陀ヶ原火山における土砂流出対策等の検討を進めます。
   
《称名滝》
 称名滝は、日本一の落差(350m)を誇る滝で、滝の音が称名念仏を唱えているように聞こえたことから名付けられました。
 滝壺の直径は60m、水深は6mあります。称名滝は、昭和48年に「国指定名勝天然記念物」、平成2年に「日本の滝100選」に選定されました。
   
《有峰森林文化村》
 有峰の森林文化は古くから富山県と北陸電力により守られてきましたが、県と北陸電力のみで有峰を守るのは有峰の本当の価値が多くの人々と真に共有したことにならないのではないかという意見もありました。そこで、平成12年から有峰を愛する人々をおおらかに村民ととらえ、この村民らの参画により、有峰の森林を五感で味わう環境学習の場にすべきではないかとの議論が重ねられました。
 その結果平成14年7月、基本理念「水と緑といのちの森を永遠に」に賛同した人々がつながり、活動していくための「有峰森林文化村」が開村しました。
   
《有峰湖》
 有峰湖は、北アルプスの霊峰薬師岳に連なる山々の清流を集め、満々と水をたたえたダム湖です。
 堤高140m、堤頂長500mの重力式コンクリートダムである有峰ダムの水は、水力発電に使用されており、発電で使用した水は流域の灌漑用水、富山市等の水道水に使用されています。

《本宮砂防堰堤》
 常願寺川の中流に位置する本宮砂防堰堤は、度重なる大洪水の脅威に早急に対応するため、緊急的に昭和10年(1935年)に着工し、わずか2年という極めて短い工期で昭和12年(1937年)に完成しました。貯砂量約500万m3は日本最大級です。平成29年(2017年)に国の重要文化財に指定されました。
   
《常願寺川》
 常願寺川は、立山連峰から富山湾まで約56km、標高差約3,000mを一気に流れ下る、日本でも有数の急流河川です。昔から「あばれ川」として知られ、流域に住む人々は、度重なる災害に苦しみながらも治水事業に取り組んできました。
 常願寺川の堤防は、連続堤ではなく、他の扇状地河川でも見られる霞堤が用いられています。霞堤は河川が氾濫した際、霞堤の開口部から氾濫流を河道に戻し、氾濫被害を軽減させる機能を持っています。常願寺川では14の霞堤を見ることができます。

  ★立山カルデラ砂防博物館★
 
立山カルデラの地形について解説を受ける特派員
 
1858年飛越地震の土砂災害について解説を受ける特派員

  ★立山砂防事務所★
 
立山カルデラについて流域対策課長より解説を受ける特派員
   
来年こそはトロッコに乗れるといいですね!

  ★称名滝★
 
霧のため全体像は見れませんでしたが、
幻想的な雰囲気と迫力に圧倒されました!
称名滝にて記念撮影

  ★有峰森林文化村、有峰ビジターセンター★
   
立山の地形について流域対策課長より解説を受ける特派員

  ★有峰湖★
   
有峰湖中央奥に見えている小さな島が宝来島です!

  ★本宮砂防堰堤★
 
流域対策課専門官から
解説を受ける特派員
  吊り橋を渡り本宮砂防堰堤の
正面へ!
本宮堰堤にて記念撮影
    
  
活動報告  女性特派員の代表的な感想

【Y.I】
 立山カルデラ砂防視察に参加しました。そこはいつも行っている弥陀ヶ原や室堂周辺の様子とは全く違っていました。
 過去の大災害を教訓にとてつもなく広大な自然に向き合い地道な工事を継続し続けている事に驚きました。砂防ダムが壊れないように山側崩壊を防ぐための無数のアンカー打ちがされている事。アンカー打ちのためのトンネルが掘られている事など工事範囲のスケールの大きさにも驚きました。砂防ダムが効果的に作用するよう何段も設置したり、下流では霞堤や水制群もあり水系一貫対策は一旦起こると大災害につながる事を想像させられました。
 常願寺川が川ではなく滝と称されるくらいの急流河川であり、手取川も同様であることから残り少なくなった砂防活動からより知識を得たいと思いました。

【T.S】
 第5回活動は、他砂防見学ということで「立山カルデラ」を見学するのを楽しみにしていたのですが、天候不良でカルデラ内に入れず、予定を大幅変更。まずは“立山カルデラ砂防博物館”で、立山の自然やカルデラについて、学芸員のかたのお話を聴きました。「火山活動と侵食作用で形成された日本有数の崩壊地」といえば、白山…でしたが、立山カルデラも凄い!展示物やジオラマをみれば、どれだけ巨大なエネルギー体なのかがわかります。過去に起きた崩壊で堆積した土砂が、今も流域に住む人々の暮らしを脅かしていること(2億m3/東京ドーム約160杯分)、これが全て流れてしまったら、富山平野は全体で2m埋まるというお話が、特に印象に残りました。李家隆介、赤木正雄、デ・レーケなど、なじみ深いひとたちが、心血を注いだ砂防事業は、今に受け継がれていること、白山砂防に重なり、感慨深いものがありました。
 このあと訪れた有峰ダムは、ダム湖の下を“跡津川断層”が通っていると知りざわつきましたが、目の前に広がる風景は不安も吹き飛ぶほど美しかった♪
 最後に訪れた“本宮砂防堰堤”は、常願寺川中流部で、日本一と言われる貯砂量で下流の人びとを守っているということ。流れ落ちる清流にも心奪われますが、ユニークな魚道をつくったり、地域の子供たちの文化交流の場としての役割も果たしていると知り、すばらしいと思いました。
 手取川と常願寺川、共に日本屈指の急流河川をもつ白山砂防と立山砂防、技術もさることながら砂防にかける熱意や願望にも共通するものがあるように思いました。
 有意義な研修でした。ありがとうございました。

【T.N】
 第5回活動は、立山カルデラ現地視察ということで、これもまたとても楽しみにしておりました。しかし、前日の降水確率(雨予報)で、行程が変更になり、トロッコに乗れなくなりました。立山カルデラを一望し、トロッコのスイッチバックを体験するのをとても楽しみにしていたので、心から残念でした。それでも、視察できるところはできるように、臨機応変に行程を組み直してくださった職員の皆様には感謝しかありません。そして、もしかして自分は雨女なのかと、どきどきしています。
 立山カルデラ砂防博物館は、見所が満載でした。「手取川で例えると、白山で例えると」という説明で、前々回見た手取川の視察と重ねることができ、イメージが掴みやすかったです。
 立山カルデラは、地震でものすごい量の土砂が崩れ、雨が降るごとにぼろぼろと落ちてくる。そのため、山の内部からアンカーで引っ張り土砂を止める。脆い側の川岸に水が流れないように堰堤などを造るなど、そんなことができるのかと、目からうろこだらけでした。立山が砂防のメッカであり、砂防の最先端の試行的な取り組みをされていることを実感しました。
 博物館で販売されていた、2L判サイズの小さな立体模型は立山一帯を視覚的に捉えるのにとても都合がよく、購入し、帰ってからも見飽きませんでした。全国のご当地の小さい立体模型があればいいのになと思っています。
 立山カルデラは、人気の観光地である立山黒部アルペンルートからは見えないところにあります。どちらが表と裏というわけではありませんが、その両面が立山をなしていると思うので、観光客の方もアルペンルートもカルデラも、立山の両面を知って、楽しんでほしいです。
 称名滝は、曇っており、落差350メートルの最下段しか見ることができませんでしたが、谷の両サイドの傾斜がとてもきつく、もうこれは崩れるしかないという迫力でした。滝が絶えず後退していくというのも、水が削る力を考えると当り前のことですが、すさまじい落差の滝を見ていると、腑に落ちた感じがしました。
 砂防は、災害を防ぐために人の手を入れるのだけれど、今ある姿、川の流れをできるだけそのままにという説明が印象に残りました。本宮砂防堰堤を見学していたときに、職員の方から、雪の日のその堰堤の写真を見せてもらい、砂防も含めてとても美しい風景だなと感動しました。
 そのほか、断層の上にあるという有峰ダム、常願寺川の霞堤、川岸にある水制。駆け足でしたが、見ることができました。川ごとに、堤防や対策(水制)の仕方には特色があることを聞き、興味深かったです。常願寺川の霞堤は、堤防をバス(車)で走ると、アップダウンがよくわかります。霞堤は手取川にもあるので、後日、獅子吼高原から確認してきました。
 常願寺川は、日本有数、つまり世界有数の超急流河川(ほぼ滝)だからこそ、大きな転石もあり、そして、めりはりのある扇状地のある風景が作り出されるのだなと思いました。砂防から、自然が作った地形の上に人が住んでいて、人の暮らしを守るために、地形の制御をしているということが(普段はなかなか気づきにくく知られていないと思いますが)実感できます。
 特派員みんな、興味しんしんで聞いておられて、興味があることが似ている、かぶっている方たちといろんなお話ができることも、毎回とても刺激的で楽しいです。
 あっという間の第5回活動終了ですが、今後の活動も楽しみにしています。

【Y.B】
 今回の立山カルデラ現地視察はトロッコに乗車できると思って、とても楽しみにしていたところ、この日だけ雨予報。せっかく行くのに、どうして?と毎日天気予報を確認していた。しかしながら、予報は変わらず、前日にトロッコに乗車しないプランに変更との連絡が入った。残念無念、諦めざるを得なくなった。
 当日は曇天、集合して富山へ向かう道中は激しい雨が車窓を打ち付け、気分がなかなか上がらなかったが、徐々に立山に近付いてきて、雲の切間からほんの少しだけ顔を出した剱岳を見たら元気になった。立山駅周辺には平日にも関わらず観光客の駐車場は埋まっていた。みなさん弥陀ヶ原や室堂まで上がっているのだろうか。
 我々は、まず立山カルデラ砂防博物館へと向かい、学芸員の丹保さんの説明で、大変わかりやすく立山カルデラについて教えていただいた。博物館自体がとても綺麗で、展示も興味が湧き立つような配置や作りになっていると感じた。今まで数回立山にきているのに、なぜかスルーしていて、今回の待望の入館。最初の大型ジオラマに圧倒され、常願寺川の立体視マップで地形の理解度を深めることができた。砂防事務所前では野生のニホンザルの親子が散歩しているのに遭遇、そして当日乗る予定だったトロッコ列車とかわいい木彫りの駅名看板を見ながら、メンバーと再来訪の願いを共にした。砂防事務所でのドローンの映像を見ながらのレクチャーはとてもわかりやすくてよかった。
 その後に、川沿いにそびえる悪城の壁を車窓から眺めながら、称名滝展望台へ。落差日本一を誇る350mだがあいにくの天気で、一番下の滝しか見ることはできなかった。滝壺近くの水がとても澄んでおり、色は薄いエメラルドグリーンのようななんとも言えない美しさだった。レストハウス称名の横に位置する展望台から見た、称名川の河岸に積まれた石の形が綺麗に揃っていたのが印象的だった。続いて訪れたダム湖百選に選ばれている有峰湖はとても静かで、S字の線形が特徴的だった。
 本宮砂防堰堤では、堰堤が造られた必要性や、歴史的背景などを教えていただき、重要文化財とされたことがよく理解できた。とても美しい堰堤で、何枚も写真を撮ってしまった。いつか橋と堰堤のコラボ写真を撮りたいものだ。堰堤の脇にあったスパイラル魚道は初めてみたものだった。こんな仕組みになっているのかと感心した。
 最後に訪れたクリーンセンター富山の展望台、きっと晴れていたら360度のパノラマが綺麗に見れただろう。説明のパネルもかなり詳しく且つわかりやすく書いてあった。無料で入れるとはかなり魅力的な施設だと感じた、ぜひ立山方面に行く際には寄り道したいところとなった。
 トロッコに乗車しなかったから行けた場所もあり、それはそれでとても有意義な1日で、さらにやはり実際に立山カルデラを見てみたいという気持ちにもなった研修だった。

【N.Y】
 今回予定されていたトロッコ乗車による立山カルデラ現地視察は、悪天候のため中止となり、行程内容が変更された活動となりました。
 立山カルデラ砂防博物館は今回で3回目ですが、毎回新鮮な印象で、今回は石川県との対比をされながらの説明で、より身近で分かりやすかったです。
 「砂防の父」赤木正雄氏の物資の流通が大切という言葉で、それまでの「歩荷」から「トロッコ電車」での輸送に変わっていったという話は興味深かったです。「トロッコ電車」による輸送に変更するといっても軌道の工事等、想像を絶する大変な工事だったと思います。途中トンネルも有りますし、山の斜面でスイッチバックを余儀なくされる状況です。それらの大変さを考えても輸送方法を変えなければ立山砂防の工事の施工は進まないと考えられ、現在のように立山カルデラの砂防工事の数々が施工されていったと思われます。また、機会があればぜひ見学させていただきたいと思います。(トロッコorバスルート?)
 富山地区広域圏クリーンセンターは以前にも行ったことがありますが、その時はただ景色ばかり見ていたのか、霞堤を上から見た記憶がありません。しかし、今回はしっかり霞堤の存在を確認することができました。手取川の川北町の霞堤を見学に行きましたが、平地から見るのでなかなかその存在を捉えにくかった記憶があります。
 また、クリーンセンターの掲示物の中にあった「根継ぎ護岸」に興味を持ちました。どんな河川の状態の時にこの工法が有効に使われるのか、対象現場があれば、施工前・施工中・完成を見てみたいと思いました。
 このように同じところへ行ってもその都度感じることも違い、有意義な経験をさせていただいており感謝しています。
 今後ともよろしくお願いいたします。

【S.Y】
 立山砂防事務所を見学しました。4万年前の火山活動と侵食作用により立山カルデラができたと職員の方から説明を受けました。模型で立山カルデラ、常願寺川、海の位置関係が理解できました。立山カルデラには膨大な土砂が堆積し常願寺川に流れ、たびたび氾濫を起こし、富山平野に大きな被害をもたらしたのです。私は今まで立山と言えばアルペンルートの美しい景色だけをイメージしていましたが、一方で荒々しい崩壊地があり、本当の立山の姿を知らずにいました。度重なる常願寺川の氾濫に人々は危険と隣り合わせの生活を送っていたのでしょう。荒れた水源地を治めるため砂防工事が始まりました。明治24年オランダ人技師ヨハニス・デ・レイケが常願寺川河川調査をし、ヨーロッパの近代技術を取り入れた工事を行いました。湯川や多枝原の砂防堰堤を中心に工事は進められましたが、豪雨などで堰堤が破壊されたり多くの苦労があったそうです。その後赤木正雄が立山カルデラの砂防工事を行いました。多くの人々と起居を共にし、困難を乗り越え、白岩砂防堰堤や泥谷堰堤、本宮堰堤が完成しました。
 今回の砂防見学で一番印象に残ったのが本宮砂防堰堤です。本宮堰堤は常願寺川の中流で平野部の手前で土砂の流出を防ぎ、我が国最大の貯砂量を有する堰堤で重要文化財に指定されています。バスを降りて初めて本宮堰堤を見た時とてもきれいだと感じました。小見小学校がそばにあり、普段の生活に溶け込んでいる感じがしました。本宮堰堤は土砂災害を防ぐだけでなく、「水辺の学校」として常願寺川での遊び場や自然体験ができる堰堤となっているのです。「こころの架け橋」と名のついた橋がかかっており、かつては小見小学校と対岸の休校の小学校が橋を渡って交流していたのではないでしょうか。そして魚が堰堤の上流へと移動できるように「魚道」が整備され川の流れを見ることができました。人間だけでなく魚の生態系も壊すことなく堰堤が造られていることに感動しました。美しい景色や自然を守りながら土砂災害を防ぐ役割をずっと続けていってほしいと願っています。
 最後に富山クリーンセンターから霞堤を見学しました。霞堤は洪水の時に川の流れが霞堤に流れ、水が少なくなると川に流れ洪水を防ぐ働きをしています。9階の展望台から霞堤がはっきり見え感動しました。科学的にこんな技術があるのだと初めて知りました。田んぼの中を常願寺川が流れていました。とても美しい風景でした。幾度となく洪水災害にあっても諦めることなく人々の知恵と技術でこの土地を守ってきたのだと思いました。そしてこれからもこの地で安心して住めるように更なる技術が発展してほしいと思います。
 最後に今回の研修は立山砂防の現場を研修する内容でしたが、砂防堰堤だけでなく立山の自然にも触れることができました。「称名滝」を見学し、滝の様子や周辺の植物、川の流れを見ました。その後、有峰林道を走り、有峰湖を見ました。有峰ダムを見たのは20年以上ぶりでした。ダムの真ん中に小さな島があったのも意外でした。有峰ビジターセンターでは有峰周辺の動植物の説明が書いてあったパネルを見てすぐそばで熊が出ていることも知りました。こうした気づきも今回の研修で得ることができました。
 今回も大変有意義な研修となりました。8月の大雨で小松や白峰地区が土砂災害に遭い、防災に対する知識や必要性が増し、砂防について学びたい気持ちが大きくなりました。今回はトロッコに乗車できず残念でしたが、また来年に期待したいと思います。お世話してくださった職員の皆さん有難うございました。