金沢河川国道事務所

 第2回活動--令和4年6月24日(金)

 令和4年度第2回目の活動は、白山砂防事業概要、土砂災害の形態と災害事例、今年度の金沢河川国道事務所の事業概要について学びました。
 手取川流域の主な災害事例を学び、土石流・がけ崩れの発生時映像から土砂災害の危険性を改めて感じるとともに、砂防設備の効果事例についても学ぶことができ、今後の特派員の活動の参考になりました。

★参加人数★
  13名

★学習内容★
1.令和4年度(第20期)活動計画概要について
 1)第1回活動(土砂災害防止月間)について
 2)広報活動について

2.白山砂防事業概要について
 1)手取川流域の主な災害について
  ・昭和9年大災害
  ・平成11年甚之助谷土石流
  ・平成16年別当谷土石流
 2)白山砂防事業・地すべり対策事業の概要について
  ・白山砂防事業の経緯
  ・令和4年度砂防及び地すべり対策事業実施箇所

3.小学生向け広報活動の資料内容について
  ・グループワーク

4.第3回以降の活動について
  ・第3回活動(白山砂防現場研修)について
  ・第4回活動(手取川源流域調査)について
  ・第5回活動(他砂防現場見学)について
  ・第6回活動(ジオパーク全国大会)について
   
5.質疑応答


  • 第2回活動状況
 
説明を真剣に聞き入る特派員   小学生向け広報活動資料の
改善点を探る特派員
 
グループワーク結果を
発表する特派員
  白山砂防事業概要説明を行う
流域対策課長
活動報告 河西】【小林】【仙名】【高橋】【中尾】【長清
納藤】【番場】【村上】【山岸】【山口】【山下
    
河西
 本日はありがとうございました。 工事しているところを見ていつも何をしているのだろう?と思っていました。 土砂災害を防いでくれる砂防工事の大切さ砂防ダムの存在は重要。 砂防工事で私たちを守って頂いていることがわかりました。 土石流、地すべり、がけ崩れなど自分の身近なところで起こらなかったので土砂災害の怖さはひとごとのようでしたがとっても怖いということがわかりました。 災害の前兆を見逃さない事も大切。災害の起こりやすいところの確認。避難用具の準備。「自分の身は自分で守ろう」

小林
 白山砂防事業を聞き、1925年(大正14年)より100年近く甚之助谷地すべりが沈静化したり、再活動したりで、終わりが見えない。 その間、人力で行っていた事が、今や無人化のロボットでする等、機械化の進歩の目ざましさを感じます。
 小学生向け広報活動の資料内容の話し合いで、どうしたら集中して話を聞いてもらえるかとの事で、クイズ形式にしたり、こちらから問いかけをしたり、理解できない所を変えたりと、いろんな意見が出ました。 土石流の動画を見てもらえるだけでも臨場感があり、背を向けてにげる事を解ってもらえると思います。子供達に会って話せる時が来る事を願っています。

仙名
 第2回活動、開始!おととしはゼロ、去年も実質的には2回という寂しい開催であったので、今年の活動に期待MAX!今回、印象的だったのは、初めてのグループワーク。 白山砂防女性特派員の活動のひとつ「小学生向けの広報活動」小学生に土砂災害の話をするときにベースになる資料があり、これに改善を加えるというもの。 そんな、まだ未経験なんですけど…と思ったけど、そこは、想像力を駆使しながら何度も読み込んでみる。 改善点なんてあるかな、と思っていたけど、そこがグループワークのいいところで、誰かが発した言葉がきっかけになって、ひとつふたつと“もっとこうしたらいいな”が出てきました。 子どもたちに、砂防の必要性が、すーっと浸透していくようなニューバージョンができあがることを期待します。 そして、学びを持ち帰った子供たちが、食卓でおとうさんおかあさんに話している図、ハザードマップなんて言葉がふつうに飛びだしたら驚くだろうな、なんて勝手に妄想してニヤケる自分です(笑)。
 初めて話すひともいましたが、今回の活動のおかげで連帯意識も生まれました。 このグループ凄い!と思ったし、一緒に動いて行けると思うと楽しい予感しかありません。 次回も宜しくお願いします。

高橋
 昨年のご説明よりわかりやすく、知識を深められました。色々とご準備・ご手配下さり、ありがとうございます。 参加できるか仕事の調整次第なところもありますが、大変興味深いイベントたちですのでできる限り参加したいと思います。
 今年はジオパークも開催され、排水トンネルが竣工し、石川県が盛り上がる一年と思います。 不参加の場合も活動の様子など情報いただけましたらと思います。本日もありがとうございました。

中尾
 今年度、第20期の白山砂防女性特派員として活動できることを、とても楽しみにしております。 かねてから人の生活と地形の関係のようなことに興味がありましたので、このような活動が行われていることを初めて知り、ぜひ参加してみたいと熱く思いました。
 第1回と今回、白山砂防や、それをとりまくシステムや状況についても座学で説明を受けました。 ずっと昔の学生の頃より、座学で学ぶことがとても楽しく感じられて、あっという間の時間でした。 断片的に知っていたことや、全く知らなかったことが少しずつつながってきたところもあり、こういう知識を自分なりに消化して、市民の方や、子供たちにも伝えていけるお手伝いができればと思いました。
 『SABO』は、例えば「TSUNAMI」と同じように、外国語でも『SABO』と言うと聞いて、そうなんだとびっくりしました。 日本は、山が急峻で川の流れが速いため、そこから雨や雪がたくさん降れば、比較的すぐに大きな災害につながるという特徴があります。 逆に言えば、その地形的な特徴により、美しい風景や四季に彩られていると思います。 『SABO』は、長年の災害経験から培ってきた技術により、人の生活や、風景を守り、未来の災害を防いでいるということを、お話を聞いて、実感しました。
 以前、講演会の講師の方が「防災はいざというときにやるものではない」とおっしゃっていました。 「いざ」となってからではなく「今」からすると。国から個人までいろいろな防災があると思いますが、特に砂防というのは、取り組むのも、防災の結果が出るのにも時間がかかります。 過去の砂防で現在が守られ、現在の砂防で未来が守られていくということも実感しました。今後、砂防の施設などを実際に見学を通して、より一層、砂防を体感できることを楽しみにしています。
 子供たち向けの説明資料のアップデートについての班ごとの話し合いの際には、ほとんど初めてお話しする隊員の皆様と、意見の交換やお話ができました。 子供たちへの説明は、全ての部分が聞いていた子供たちの記憶に残るのは難しいかと思いますが、その中のいくつかでも、家族に話せるくらい、記憶や印象に残ればいいなと思いました。 資料のアップデートの話し合いの中では、例えば「川の流れてくる向きに対して直角方向に避難する」をもっと簡単でイメージしやすい表現にしたらどうかということや、 「自分の命を自分で守ること」をもっと強い表現で示したらどうか、避難の目安が、どれぐらいの雨がどれぐらい続いたらを示すのは、ミリではなく、体感できる表現(降っているだけでも恐い雨など)にしてはどうかということなどが、私には印象的でした。 防災を伝える資料や、実際の防災のグッズなどについても、一度用意したから終わりではなく、たびたびのアップデート(見直しと復習)が必要なのだなと思いました。2時間、とても有意義な活動でした。

長清
 今回の活動で頂いた資料『超ワイド白山』で山域全体を俯瞰してみると、いたる谷筋で崖崩れが起きている。登山の折には一部分を見ているだけです。 明治時代に始まった砂防事業が今も続いているということは、百年の計では済まない、治山治水事業がいかに大変な事業かということと思い知りました。 崖崩れの土砂が最終的には手取川ダムに流れ出すことを考えると、これからも永遠に続けなければならないことと思う。 崖地の緑化もうまく進めないものかと思う。 もう一つの資料『白山砂防情報マップ』ともによく読んで理解を深めたいと思います。
 広報かけはしがわによると、昭和9年の手取川の大洪水では氾濫水が梯川にまで到達したとの事。 梯川流域に住みハザードマップ浸水域に住む者としては自然災害について考える・備える、よい機会を得られ感謝です。

納藤
 白山砂防事業概要の説明では、知らないことだらけでとてもいい勉強になりました。 がけ崩れや土石流の動画が衝撃的で、自然の恐ろしさも感じました。 砂防堰堤の役割や地すべり対策の大切さなどもわかりました。 また、小学生向け資料の手直しでは、グループの皆さんと話すいい機会にもなりよかったです。

番場
 金沢河川国道事務所の白山砂防事業概要について詳しく説明を受け、普段何気なく通っている道路や、見ている山や川などの維持管理、整備について見解が深まった。 自分が住んでいる地域のことをより知ることが出来たと思う。動画で見る地すべりや崖崩れの様子は、恐ろしさを感じることができた。
 小学生向け広報活動の資料内容の見直しについては、最初の作成時に参加していた先輩メンバーから苦労話などを教えてもらったり、活発な意見が出されてとても有意義だった。 それをいかに子供たちに理解してもらうか、大切な命を守るためにどう行動するかを伝えるために、私たちが活動していく必要があると思った。
 今後の活動は、砂防施設見学や手取川原流域調査等が予定されており、実際に訪れることが出来るとのこと、大変楽しみである。

村上
 白山の砂防・地すべり対策についてスライドを見ながら説明を受けました。 白山砂防事業は、多額の費用がかかることや標高が高いところでの高度な技術・作業をともなうということで、国が直轄で行なっているということを知りました。 スライドでは山全体の写真を見せていただき、土砂発生の状況がよくわかりました。 普段目にする山の写真は土砂崩れのないカッコよくそびえる頂上が写っており、そんな姿が見られるのも砂防事業のおかげではないかと思います。
 続いて小学生向け広報活動の資料内容について、よりわかりやすい資料作りのためにグループ毎にディスカッションしました。 私にとっては初めての特派員経験ですので、自分もこの資料で砂防についての知識を深めようという気持ちで読み、みなさんの意見をお聞きしました。 また、過去にこの資料づくりに携わった特派員の方も同じグループにいらっしゃり、女性特派員の活動も長年にわたり繋がっているということも実感できました。
 6月は防災月間ということで、テレビなどでも防災特集がよく放送されているように感じます。 砂防の役割を伝えるとともに、自分も含め子どもたちにも防災に対する意識づけができればよいと思いました。

山岸
 欠席者が3名という高出席率のもと、まず金沢河川国道事務所の事業の概要について説明を受けました。 初めて特派員になられた方には、日ごろ関わることが少ない新鮮なお話だったのではないかと思いました。
 小学生向けの広報活動の資料については、達田さんが言われたように、何年か前に3つの班に分かれて何回か集まってパワーポイントを中心に作成しました。 解説文については、事務局の方たちでまとめていただきました。小学生といっても1年生と6年生とでは理解力など全然違いますので、どちらかというと1年生に合わせるしかないのかなと思います。 その当時は、砂防科学館で小学生の見学会が予定されているので何とか発表できるものをということで作成しました。発表内容の吟味まではできていなかったように思います。 その時一緒に考えた方もいらっしゃいますが、新しい特派員の人たちのご意見もいただきながら、わかりやすく、興味を持てる内容のものになるようにまた協力していきたいと思います。 そして、コロナが少し落ち着いてきて、以前のように実施されつつある見学会で活かしていけるようスキルアップしていかなければと感じました。
 今後の活動についても、大体の日程や内容についてお示しいただいてありがとうございました。 早めに休みの申請をしなければならない職業の方もいらっしゃるようなので、リーダーとしても情報を早めに発信し、連絡を密に取り合えるようにしなければと責任を感じております。 皆さんと力を合わせて、楽しく、活発で有意義な活動が実施できるよう努めてまいりたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

山口
 白山砂防事業概要や砂防整備等についての説明がありました。写真等の資料もわかりやすく様々な砂防堰堤や地すべり事業など改めて学びました。 その中で様々な砂防堰堤の目的とその効果について特に印象に残りました。次回は現場見学をさせて頂けるとのことで、もっと理解を深めていきたいです。
 次に、広報資料の見直しが行われました。子どもたちにもっとわかりやすく伝えるには、と様々な意見が出て、有意義な時間でした。これからも続けていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

山下
 第2回の活動も楽しく参加させて頂きました。
 小学生向け広報活動では、子供達にわかりやすく砂防とは何かから必要性・重要性を説明するにあたり、自分がきちんと理解しないといけないと思いました。 自分も学びながら出来れば良いなと思いました。今後の活動も楽しみです。