第6回活動--平成30年11月28日(水)

【達田】【山岸】【山下】【山口（昭）】【宮】

【達田】
　日本における砂防の歴史から今年の豪雨災害まで様々な話を聞くことができました。
　過去の災害現場の写真も見つつ説明を聞いてましたが、砂防事業によるハード面の対策だけで人命を守るには今まで思っていた以上に厳しいなと感じました。
　今年度は砂防科学館で小学生向けに土砂災害に備える為のスライド説明等を行いましたが、HSSEの方々の話を聞くことで広報活動を地道に続けていく事の必要性を改めて感じました。土砂災害に対する備えの大切さをより多くの方にこれからも伝えられたら良いなと思います。

【山岸】
　白山砂防スペシャルエンジニアの皆様にはお忙しい中、私どものつたない質問にも丁寧にお答えいただきどうもありがとうございました。白山砂防女性特派員の皆さんもお忙しいとは思いますが、もう少し出席者がいればと残念な思いでした。
　個人的には柳谷導流落差工事のクレーンの無人化施工を思い出し懐かしかったです。当時、何度か現場で無人化施工を見学させていただきました。また、砂防関係の法令がどのような経緯で成立し、今に至っているのかを当時の時代背景なども織り交ぜながら説明していただき勉強になりました。全体的にどのような活動をされているのかもわかりましたし、そのような諸先輩方がいらっしゃって現職の方々もさぞ心強いだろうなあと感じました。 せっかくの機会でしたので、もう少し意見の交換などができれば良かったかなと思いましたが、緊張などもありなかなか声を発することも難しかったかもしれません。（人数も少なかったので、指名する場面があっても良かったかもしれません。）
　そんな思いも多少ありましたが、貴重な時間を過ごさせていただき今後の活動に少しでも生かせればと思います。本日はどうもありがとうございました。

【山下】
　今回、ＨＳＳＥ（白山砂防スペシャルエンジニア）３名の方々と意見交換会を行いました。金沢河川国道事務所や白峰砂防出張所でお仕事されていた当時の、現場作業での大変さなど様々な知識・経験を聞くことができました。県外でお仕事されていた時の砂防事業での厳しさ、苦労された経験も聞くことができました。また、今現在ＨＳＳＥとしてどのような活動をしているのか、今後の取り組みなども細かく説明して頂きました。
　正直私には難しい内容ばかりでしたが、砂防事業に関わる職場に勤めているのでとても興味深いお話ばかりでした。今回お忙しい中意見交換会という形で、白山砂防などについてお話を聞くことができ貴重な時間となりました。ありがとうございました。
　
【山口（昭）】
　白山砂防スペシャルエンジニアとの意見交換会は２回目の参加でした。砂防の歴史や白山の砂防事業についてわかりやすく話して頂きました。また、「砂防」の語についての沿革や明治期における砂防研究・技術について、そして白山砂防や西日本豪雨での土砂災害状況など、とても興味深い資料をいただきありがとうございました。
　これまでの経験をふまえ土砂災害から地域住民を守るために、砂防事業に関する「啓蒙活動」、災害時の「支援活動」、砂防技術の「伝承」を行っているとのお話を伺い、その活動に感謝すると共にとても心強いと思いました。
　私も微力ながら広報活動等を通して防災意識の啓蒙活動を行っていきたいと思いました。

【宮】
　白山砂防スペシャルエンジニアの方々のお話をお伺いし砂防ボランティア協会が平成30年11月現在で全国に70団体あり、およそ6400名程の会員がおられると知って驚きました。　 山に囲まれた日本で、土砂災害は昔から苦しんできたので、みなさんの防災の意識が高いのだと感心しました。 しかし度重なる土砂災害の発生や、未整備の所もたくさんあり砂防が追いつかないという現実をお聞きし、砂防対策がいかに重要かという事も改めて感じました。