金沢河川国道事務所

広報活動(第3回)--平成30年10月19日(金)

 10月19日に白山砂防科学館へ見学に来た白山市立北陽小学校3年生(総勢90名)の皆さんに、白山砂防女性特派員が広報活動を行いました。
 1班は、白山砂防女性特派員が作成した資料 「土砂災害」〜みんなの命を守るために〜 による動画や映像を使い子ども達に説明しました。
 2班は、白山砂防科学館で体験できる「土石流模型実験」を白山女性特派員が行いました。
 今回は小学3年生と言うことで、15分ほどの説明をいかに分かりやすく最後まで興味を持って聞いてもらえるかが課題でしたが、子ども達はとても真剣に説明を聞いて、特派員の質問にも元気よく手を上げて答えていました。
 小学生に対する広報活動も3回目ということで、特派員の皆さんも自分の言葉で説明し、子ども達と共感しながら広報活動をすることができました。

★参加人数★
 6名

★私たち白山砂防女性特派員が小学校へ訪問します!!★

《「土砂災害」についての出前講座》
 手取川流域の小学校を対象に、私たち白山砂防女性特派員が小学校に訪問して、近年増加している土砂災害についてや土砂災害に対する心構えなどの説明を行います。
 興味のある小学校は金沢河川国道事務所 流域対策課 までお問い合わせください。

  • ★広報活動★
      
 
活動前に練習をする特派員
 
小学生の皆さんに紹介される特派員
 
「土石流模型実験」の様子
 
「土砂災害」について説明
 
館長さんの説明を真剣に聞く子ども達
 
子ども達の学ぶ姿勢が素晴らしく特派員も感動しました
活動報告

國田】【中川】【餅井】【山口(昭)

國田
 今日は三回目の広報活動として、小学校三年生の砂防科学館見学会に参加させていただきました。広報活動は私たち女性特派員の使命だとしながらなかなか参加できない私でした。初めて参加して、仲間達の頑張りに頭が下がり、一所懸命に学び、一所懸命に伝えようとする仲間に多くを学びました。広報は、伝えようとする内容がしっかり把握されていなければうまく伝わらないこと、聞いてくれる子ども達、対象を理解していないと独りよがりになること。実施する二人のコンビネーションがうまくいかないと対象を戸惑わせること。限られた時間を最大限有効活用しなければならないこと。私はどれも不十分なままの参加だったと反省し、相手の方に迷惑をかけた事実を悔やみます。今日は初めてだったことにすっかり甘えていた自分でした。皆さんに大変申し訳なく思いました。私は今まで一番したかった事が地元の人たちへのへの広報活動だったので、口先だけに終わりたくないと思います。頑張っている皆さんにただただお詫びしたい今日の参加でした。
 そんな戸惑いの私の中で、純粋な気持ちで姿勢を正して聞き、考えている三年生の眼差しは何にも例えがたい宝物、大きな感動でした。子ども達の前途に「自分の命は自分で守る」知識と技は身につける関わりが大人の責任だとつくづく思いました。そして砂防事業がとても大事な仕事だと理解できるように働きかけることができればいいと思います。まだまだ私も学びたいと思いました。

中川
 白山市立北陽小学校の3年生のみなさんに「土砂災害〜みんなの命を守るために〜」のスライドを見てもらいながら解説をするお手伝いをさせていただきました。
 生徒さんたちの学ぶ姿勢がすばらしくて、とても感心しました。その思いに応えられるように、見学される学年にあわせ、工夫と練習が必要だなと改めて感じました。また、反応をみながら短い時間でも「自分の命を守る」といった要点がしっかり伝わる様に経験を重ねていきたいです。次回は模型の解説にもチャレンジしたいです。
 
餅井
 今回は、私の校区内の北陽小学校の3年生を迎えての土石流のお勉強会です。私は土石流模型実験を担当しました。仲間の上手な説明を、生徒さん達は皆静かに聞いて下さった上に、実験も真剣に一生懸命見入ってくれてとても満足しているようでした。実験の最後に出した土石流の速さの三択クイズでは、生徒さん達はスクリーンによる説明をしっかり理解していたので、声をそろえて正解を言ってくれました。最近のテレビや新聞のニュースで日本中の土砂災害の現場が映し出されているので、子ども達も関心の気持ちが芽生えてきたのではと思いました。
 
山口(昭)
 苗代小学校に続き2度目の広報活動に参加させていただきました。前回は模型実験の説明を、今回はスライド説明を担当しました。
 前回のスライド説明を担当された特派員さんより「スライドに合わせてゆっくりはっきり話せば大丈夫。」とのアドバイスをうけ自分の番に。初めは緊張で声が震えていたように思いましたが、途中のクイズで子ども達は元気いっぱいに答えてくれ、おかげで私もリラックスして最後まで説明することが出来ました。子ども達に感謝です。
 この広報活動を通して子ども達が土砂災害や防災について関心を持ち、「自分の命を自分で守れる子ども達」に育ってほしいと思いました。