金沢河川国道事務所

第1回活動--平成30年5月18日(金)

 平成30年度第1回目の活動は、白山砂防事業概要、土砂災害に対する国の取り組み、今年度の金沢河川国道事務所の事業概要について学びました。
 金沢河川国道事務所の事業概要では、事務所がどんな仕事をしているのか、現在の道路や河川、砂防施設の整備状況を知ることができました。
 また、近年増えている土砂災害の発生状況や被災状況などの解説や警戒避難施策や防災教育の推進等、災害に対する国の取り組みについても学ぶことができ、今後の特派員の活動の参考になりました。

★参加人数★
 10名

★学習内容★
1.白山砂防事業概要について
 1)直轄砂防事業・地すべり対策事業の概要
   ・平成30年度砂防及び地すべり対策事業実施箇所
   ・火山緊急減災対策砂防計画について
   ・手取川・梯川総合水防演習について
 2)土砂災害に対する国の取り組みについて
   ・平成29年及び平成30年(4/30現在)の土砂災害
   ・防災体制の強化
   ・ハード対策(土石流対策)(地すべり対策)(がけ崩れ)
   ・ソフト対策
 3)白山の火山活動について

2.平成30年度金沢河川国道事務所の事業概要
 1)安全・安心
 2)活力・成長力
 3)暮らし・環境
 4)砂防講演会
 
3.今後の白山砂防女性特派員の活動計画
 
4.質疑応答


  • 白山砂防事業概要及び平成30年度活動計画概要説明
 
白山砂防事業概要説明をうける特派員   今年度事業実施箇所の詳細説明を
受ける特派員
 
説明を真剣に聞き入る特派員   防災に対する考え方を学びます
活動報告

木澤】【國田】【餅井】【山岸】【畠田】【山下】【山口(昭)】【

木澤
 毎回丁寧に資料を作成して頂き 資料に沿って詳しく〔私達に分るように〕説明をして頂きありがとうございます。
 毎年台風による土砂災害・地すべり・積雪による土砂災害・火山活動がいかに私達の生活を脅かせているか、本当に生活に密着したお仕事だと毎回思います。皆様のお仕事のお蔭で安心〔当たり前に〕して生活させて頂いています。
 学校授業における防災教育の推進では土砂災害に関する知識を涵養し、ひいては「生きる力」を育むため、防災教育を推進する。子供達に集団で考えてもらえるのは本当に良い計画ですね。
 本年も少しずつ勉強させて頂きます。よろしくお願い致します。

國田
 
毎年第一回目の研修で事業概要説明を受けていますが、継続している事業の多いことに驚かされます。エンドレスな自然との闘いであり、融合なのだと思います。その中で新しい作業工程や、方法が取り入れられていることはすごいことだと思いますし、見学の興味や楽しみになります。白山砂防における堰堤の増強や、甚の助谷の地すべり対策は外観は見ていても、どのように進行しているのかは説明を受けて初めてよくわかります。私たちの今年度の活動計画の内容を想像し楽しみにしています。

 7回の計画に小学校への説明が追加されていますが、できるだけ多く参加したいと思います。特に初めての小学生との交流ができれば、昨年の活動が生かされ、少しづつでも地域に国土交通省の活動が浸透されると思います。そこに微力でも女性特派員として参加できれば嬉しいです。
一年間よろしくお願いします。

餅井
 新年度第1回目の活動は、白山砂防事業概要と平成30年度活動計画概要についてのスライドと説明をしていただきありがとうございました。
 石川県の白山市街から見える美しく堂々とそびえ立つ白山がある限り、砂防対策事業が永遠に続くのだと思いました。
 平成29年11月29日未明からその日の夜にかけて火山性地震が370回も発生したとのこと、テレビのニュースにはでなかったような気がしました。もし出ていたら大変な騒ぎになっていたでしょう。
 5月26日の「手取川・梯川総合水防演習」は見学に行きたかったです。緊急速報メールが入ったのでこれで良しと思いました。
 これから一年間よろしくお願いします。

山岸
 3月の辞令交付式には出席できませんでしたので、第16期生とりわけ新規加入の宮さんにもお目に掛かることができ、新鮮な気持ちで第16期の活動を始めることができそうです。
 白山砂防事業概要について」ご説明がありましたが、特に興味深かったのが新聞にも載っていた「白山の火山活動」についてでした。白峰地区に家や勤務している会社がありますのでやはり心配です。 「 白山中飯場観測点地震波形」を見ても今までとは明らかに違う波形が表れています。過剰に神経質になる必要はありませんが、その後実施された地区の避難訓練には参加しました。今後も動向等を見守っていきたいと思います。
 今回の活動では、試行錯誤を重ねてきた連絡体制について話し合うことができ、緊急連絡には新たにグループラインやショートメールを活用することも話し合われました。 また、活動計画の「白山砂防科学館での説明者の補助」や「小学校への説明」に関しても活発な意見が出され、どれか一つでも実施できればいいなあと個人的には思っています。
 活動を実施するにあたり、微力ではありますが協力していきたいと考えています。一年間、またまたよろしくお願いいたします。

畠田
 平成30年度の事業は既設を生かした機能保全、土砂調節機能強化に力を入れているとのことでした。
 中ノ川砂防は摩耗に強いラバー製を堰堤上部に使用(工事現場が中々入れない場所なので高額だが長持ちする製品を使用した)とのことでしたが、個人的には値段が気になりました。
 緊急事態にいかに対応するか?で水防演習日、緊急災害警報が携帯に入ってきました。事前に聞いていましたが、電話が鳴るとやっぱりドキッとしますね。
 白山も活火山、今は静かだがやはり警戒対象。気を抜くわけにはいかない。何事もなく過ごして行けたらいいのですが、気をつけようと思いました。

山下
 今年度第1回活動も金沢河川国道事務所にて直轄砂防事業・地すべり対策事業の概要説明からスタートしました。
 今回で2期目になりますが、まだまだ専門的な内容・用語にはついていけませんでした。ですが、様々な災害への対策事業の多さと共にその重要さを改めて実感することができました。
 近年多くの場所で発生している土砂災害においても、国が行っている取り組みについて詳しい資料のもと説明していただき、色々な取り組みや活動をされていることがとても勉強になりました
 また今年一年、様々な活動を行う上でなるべく活動に参加して、専門的なことを含め白山砂防事業のことをさらに学び、理解して楽しく活動を行い、私たちに出来ることを考えていきたいと思います。

山口(昭)
 新しいメンバーも加わり、平成30年度の活動が始まりました。
 白山砂防事業について、これまでお話を聞いてもよくわからなかったことが、3年間砂防特派員を経験させていただいて、少しずつ理解できるようになりました。
 直轄砂防事業・直轄地すべり対策事業のお話は特に興味を持ちました。
 これからの活動で実際の現場の様子を見学し、理解を深めていこうと思います。
 今年一年間、よろしくお願い致します。


 初めて、砂防特派員に加入させてもらいました。
私の主人は、大のダム好きで、黒部ダム、八ッ場ダム、徳山ダム等ダムカードを配布している大きなダムのみならずカードのない小さなダムまで、旅の出先でダムがあれば必ず訪れるダム好きです。私は、ダムが環境に及ぼす問題に共感しダム反対派だったのですが、色々なダムを自分の目で見てそのダムが作られるまでの説明を読んでいると人間が作る巨大工事のすごさ命を掛けて作る治水対策に、心打たれました。
 本当は主人の方が特派員になりたいでしょうが、白山砂防女性特派員として現場を間近で見させてもらい、どんな事が行われているのか学んでいきたいと思っています。
 どうぞよろしくお願いします。