金沢河川国道事務所

第6回活動--平成29年10月6日〜27日(毎金)

 第6回活動は、小学高学年生のための「土砂災害防止広報資料」の作成です。
 資料は、近年増加する土砂災害についてや土砂災害に対する心構えなどを小学高学年生に説明するためのもので、白山砂防女性特派員が小学校へ行き、説明を行います。
 
 資料を作成する活動日は4日間と大変短い時間の中、出席したみんなで力を合わせて作成することになりました。
 
・1回目(10月6日)・・・話のテーマと作成する班を決めて各班ごとにテーマに沿った資料の構成を考えました。
                 ↓
・2回目(10月13日)・・・前回考えた構成に沿って、子供向けに絵や動画などを選んで資料の作成と全体のタイトルも決定しました。
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・3回目(10月20日)・・・資料をまとめると同時に説明用のコメントも考え、小学生の前で発表できる資料に仕上げました。
                 ↓
・4回目(10月27日)・・・3回の活動で仕上がった資料内容と構成の確認を行い、「わかりづらいところはないか、不足しているところはないか」など最終チェックを行いました。

★参加人数★
 9名

★資料を作り終えて★

 白山砂防女性特派員のみなさんが初めて経験した資料作成ですが、改めて「砂防に関して勉強になった」とか「自分たちも災害に対する備えができているのだろうかと考えさせられた」という感想が多く、今回の活動はとても新鮮だったようです。
 まだ訪問する学校は決まっていませんが、本番を心待ちにして、今からすでに緊張しているようです(*^_^*)

 小学校訪問の日を楽しみにしています。


  • ★10月6日(金)
 
小学高学年生のための土砂災害防止広報資料作りです。
はじめての活動内容とあって緊張ぎみの特派員。
 
みんなで話のテーマと班を決め、それぞれのテーマを各班ごとに
わかりやすい資料の構成を考えます

  • ★10月13日(金)
資料のおおまかな構成をみんなで考えます
短い時間の中での作業なので真剣な表情の特派員。
 
タイトルもみんなで話し合います。
たくさん提案された中から決定しました。
  

  • ★10月20日(金)
 
徐々に資料がまとまっていく中、説明する言葉も考えていきます。  
 
 回を重ねるごとに班の結束力が強まり、資料作りがどんどん進みます。
各班の資料をまとめ、説明する流れを確認する特派員。
  
  • ★10月27日(金)
 
ほぼ出来上がった資料の確認を行います。
「足りないところはないか」「わかりづらいところはないか」と話し合い、
いよいよ資料作りも最終段階です。
  

活動報告

荒木】【伊藤】【畠田】【松室】【餅井】【山岸】【山口(昭)山口(敬)】【山下

荒木
 私はほとんど知識のないまま、第6回活動「小学高学年生のための土砂災害防止広報資料作成」に入りました。
 初めに3つのテーマを決めました。その後、3つの班に別れ、私は1班で土砂災害についてのテーマである「土砂災害ってなぁに?」になりました。
 私の班は伊藤さん、達田さん、私の3人です。
 土砂災害の種類は3つありました。「土石流」、「地すべり」それと「がけ崩れ」です。
 その3つについて、小学生にわかりやすい絵や動画を数ある資料の中から探していきました。
 出来上がった資料を見て、わかりやすく仕上がったので嬉しく思いました。基礎の基礎かもしれませんが、私にはとても勉強になり、普段の活動ではあまり話せなかった方たちとの会話も出来て、いい機会でした。
 小学校での発表出来る日がとても楽しみです。

伊藤
 今までの活動は工事現場を見学したり、すでに出来上がっている砂防堰堤を見学して、そこで説明を受けて周りの人々に伝えるということでした。しかし、今回は小学高学年生に「土砂災害の危険性や砂防の重要性」を説明するということなので、改めて言葉、文章等が小学生に理解できるようにひとつひとつ吟味しなければなりませんでした。だから、より深く考えることになりました。この事は私たちにとっても、よい経験になったと思います。
 そして、テーマを3つに分け、3班がそれぞれのテーマに沿って作り上げ、その後1つの資料にするというやり方もよかったです。それはなぜかというと、範囲をしぼることが出来たからです。
 初めてのことですが、小学生に広報活動ができるというのは、どんな反応が返ってくるか、興味を持って聞いてもらえるか楽しみな感じがします。


畠田
 第6回活動は「小学高学年生のための土砂災害防止広報資料作成」でした。これまでの活動の中では初めての内容です。
 @、A、Bと説明するテーマと班を決め、それぞれのテーマを各班でまとめることになりました。
 実際作成してみると、それぞれのグループ毎に個性が出て、面白いことになってきました。
 私たちの班は私自身どうなることかと思いましたが、同じ班の松室さんと餅井さんが色々なアイディアを出してくれたり、情報収集しながら絵コンテを書き出してくれたので、とてもわかりやすい資料になったのではないか(自画自賛ですが。。。)と思います。
 関係者のみなさんのおかげで、思い通りの画像を入れることが出来ました。みなさんお手伝いありがとうございます。
 後は実際に発表する日はまだ決まっていませんが、当日はリハーサルをして、気力で乗り切るしかありません!
 今からドキドキですね。


松室
 第6回の活動は、「土砂災害」に関する資料作りでした。しかも、対象が小学校の高学年なので、どんな風に資料作りをするのか不安でした。しかし、3回目の活動で、各班の資料をつなげて資料の完成まで持っていくことができ、さすが特派員の皆様だと思いました。
 私たちの2班は、「土砂災害を防ぐためにこんなものを作ってるよ!」の
資料作りをしました。皆で少しでもわかりやすいような資料や写真を選んで
、使う図や写真の順番を考えてレイアウトし、説明の文を考えました。
 本番ですが、資料を説明し聞いてもらうのではなく、資料を使って子ども達に「土砂災害」についての理解を深めてもらえるように、授業の流れを皆で工夫していけたらと思いました。

餅井
 関係者のみなさん、大量の砂防資料をわかりやすく作成していただき、ありがとうございました。
 2班の畠田さん、松室さんと私、餅井の3名での砂防堰堤の種類や働きに関しての資料作りを内容構成、総まとめまで計3日間で仕上げてきました。
 1班から3班の9名で作成した大切な資料を無駄にしない為、砂防全般に関しての実施される学校訪問は、金沢市と白山市各1校づつ開催してもよいのではないかと思います。

山岸
 以前、公民館活動でお子さんから大人までの方々を公民館や役場の方々、国交省の方々と白山市桑島地区の化石壁や甚之助谷の石積み堰堤
などへの見学会のご案内(お手伝い?)をしたことはありましたが、特派員が中心となって資料を作成し、学校へ出向いて出前授業をするのは初めてです。
 何ヶ月かに1回の活動へも参加出来ない方がいらっしゃるのに、資料作成準備のために半日とはいえ、毎週集まるのは大変なことだったと思いますが、10人前後の人たちが集まってくださり、関係者のみなさんのご協力のおかげでなんとかパワーポイント原稿作成まではこぎつけたようです。
 私が所属する3班は落ちこぼれでなかなか作業が進みませんでしたが、少しはかっこうになったのではないかと思っています。
 この活動のおかげでいろいろ個人的にも調べたりして勉強になりました。
 また特に班員の皆さんとは今まで以上にコミュニケーションが取れたのではないかと思っています。
 資料の中身も大切ですが、資料作成の過程では従来の活動ではなかなか経験できない新鮮な体験ができたと感謝しています。
 少々大変でしたが。
 発表は自分が参加出来るかどうかもわからない状態ですが、参加出来る方々には落ち着いて誠意を込めて発表していただきたいと思っています。
 さて、どんな発表会になるのか今から楽しみです。

 山口(昭)
 私が担当させていただいた班は、「土砂災害対策(ソフト対策)」でした。小学生に説明するには、「まず自分が理解できないと。」とこれまでの資料を見ながら、改めて土砂災害について学ぶことができました。
 土砂災害の種類、ハード対策、ソフト対策と調べるうちに自分自身も防災意識が以前より高くなりました。早速、持ち出し非常袋の点検と期限切れの非常食の買い替えを行いました。
 機会があれば、子ども達への防災教育として発表してみたいです。

 【山口(敬)
 第6回は、小学校高学年生へ砂防教育の一環として白山砂防女性特派員が説明するための資料作成でした。
 4回に渡り、出席出来るメンバーが集まって、各班ごとにテーマを決め、分担して作業を進めました。
 私たちでこういった資料の作成は初めてなので、いただいた参考資料を基に、わからないことはインターネットで調べて参考にしたりもしました。
 今後、実際に小学校を訪問して説明する時に、誰でも担当できるようにコメントとして話す内容も用意できてよかったです。これも関係者のみなさんのご協力あってのことです。
 日本は70%が山地で、近年ゲリラ豪雨も年々増加し、土砂災害も増えています。一人一人の命を守るために、防災教育はとても大切だと思います。


 山下
 今回の活動は、具体的な日程・訪問場所など決まっていませんが、小学校へ行き、高学年の子ども達に災害についての説明を発表するための資料作成を4回行ってきました。
 土砂災害について主に3つの項目に分けて、3グループになって作成しました。
 私たちのグループは、「災害が起きたときの注意する点」、「災害時に必要なこと」、「災害時に必要なグッズ」等を紹介します。
 比較的、簡単なテーマだったのでまとめやすかったんですが、災害が起きたときの周りの変化を瞬時に察知出来るのだろうか?避難場所はしっかり把握出来ているだろうか?避難用グッズは必要最低限のものは用意できているだろうか?など改めて考えさせられることが多々ありました。
 私たちの作成した資料で少しでも小学生に災害の恐ろしさ、命の大切さなどが伝わったらいいなと思いますし、帰って家族の人にも話してもらえればいいなと思いながら作成しました。