トップページ > 白山砂防女性特派員 > 第11期白山砂防女性特派員 > 第2回活動
【加藤】【中村】【國田】【三守】【小林】【餅井】【米山】【田渕】 【加藤】 県庁前にて出発式を行い、私は土砂災害防止広報キャラバン一日隊長として緊張しながら山地防災ヘルパーの方と答礼を行いました。 皆さんに見送っていただき、大和前にて声掛けをしながら広報チラシとタオルを配布しましたが人通りが少なく、物足りないようでした。 その後、白山市役所や各支所等7カ所の広報訪問へ出発しました。皆さんが待っていてくださり、訪問した全区域が土砂災害危険箇所とのお話等を伺い、防災意識の高さを感じました。今までキャラバン隊長を避けていましたが、皆さんに助けていただき楽しく貴重な経験をする事ができました。 ありがとうございました。 【中村】 前日まで、現場の見学を迷っていたのがウソのように、天候にも恵まれ、久々のキャラバン隊の出発式からの参加となり、数年前のキャラバン隊長として白山市役所から白峰支所までの広報活動が思い出されました。当時は、何がなんやら分からないまま各支所を回り無我夢中だったことだけが脳裏をよぎります。 また、午後からは、いつも北陸高速道路を走りながら見ている金沢河川国道事務所小松出張所にある梯川・前川の逆水門の現場を視察することができ、木場潟の歴史等の裏付けが確認でき有意義な体験をさせていただきました。 引続き、小松市の安宅海岸では、いつも主人と魚釣りを楽しんだり、海を観に来て何気なく目にしていたテトラポットの役割・整備等の事業の必要性を再認識させられ、実際の現場工事による浸食防止対策が推進されて石川海岸小松工区での人口リーフによって安定した海岸を維持されているのだと実感しました。 また、人口リーフの設置に関しては、現地での製造と技術力は元より人間の能力の素晴らしさを感じずにはいられません。一つ一つ信頼関係のもと自然と人間の葛藤との厳しさを感じます。今後も砂防女性特派員として更なる広報活動に向けて勉強し、お手伝いできれば幸いです。あまり、参加できませんがよろしくご指導お願いします。 【國田】 今年も例年同様街頭の広報活動に参加しました。いつも心残りがあります。急ぎ足で通り過ぎる人たちに、活動目的が伝わらないまま終わっているような気がするからです。仲間の1人が、まず国土交通省の活動だとしっかり伝えることで耳を傾けてくださったと言いました。なるほど、自分も多分得体の知れない人から十分の説明も無しにビラを渡されたら貰いたくないと思います。私は先ずは「自分の命を守ってください」と伝えてきましたが来年はそれを最初には伝えようと決めました。おそらくは10秒もないのだからまず聞いてみようという気持ちを持って貰うこと。 [日頃の備え]と「早めの避難」自分にも言い聞かせて広報配付資料に目を通しました。 梯川逆水門と耐震補強工事の現場見学は、労働に、設備に多額の予算をかけ住民の命と財産、生活が守られていることへの驚きと感動でした。水門の操作は休み無しの人の観察で維持されていること、ゲートの開閉が農作物を守り、住民の安全に関わるものと考えると、日夜行われる操作が確実に実施されるための勤務を思うだけで緊張が走ります。ご苦労に感謝です。 海岸現場、徳光CCZの見学でも莫大な費用と、人力と、弛みなく続けられる研究が自然破壊に挑んでいる事を感じわくわくしました。小松加賀の海岸に広い砂浜ができることを想像すると嬉しくなります。人口リーフ工事現場では幾種類もの巨大なブロックを造りながらの行程を見学しましたがどうか無事故でと祈らずには居られません。説明に当たられた方の目の輝きに自信と誇りとロマンを感じました。 【三守】 県庁前にて出発式の後、街頭広報活動として香林坊大和前に移動し道行く人達に、「土砂災害防止月間です」と声を掛けながら、チラシとタオルを配りました。土砂災害防止を少しでも考えてほしいと願いながら活動しました。 今回キャラバン副隊長として手取川流域行政機関を順次訪問しました。特に白山市役所では、沢山の職員の方々に出迎えて頂いた事には驚きましたが、気持ちを落ち着かせ、緊張しながら メッセージを読み上げました。 無事任務を果たし、貴重な体験を経験する事が出来ました。 【小林】 大和デパート前での砂防街頭活動を何回か経験しているが、チラシとタオルを渡す相手、タイミング、むずかしいものです。バックの小さい人、耳にイヤホンをさしている人、若い人、ともに苦手です。 その後、現場見学で感動したのは安宅沖の海岸で人工珊瑚礁を作り、砂浜を広くするとの事で、三種類のテトラポッドを沈め、それを積み重ねるのに機械と人力とで船の上から下げる人、海中でそれを的確な位置に置く人との息の合った作業を聞き、いやはや、と思いました。天気や潮の流れ、風などに左右され、ともに毎日がどんなに疲労の日であるか思いやられた。 色々な面で、今あるこの日本の国土を守る事に、どれほどのエネルギーが必要な事か。破壊はあっと言う間なのに。 【餅井】 県庁前から、キャラバン隊長を見送った後に、香林坊での広報活動に移行しました。御前11時から開始した今回のチラシ3部は、前年度より更に解りやすい8ページに渡る砂防ニュースペーパーとタオルの組み合わせで通行人に渡しました。中には、荷物になるからいらないと断られた場面も味わいました。 小松の前川排水機場見学と梯川逆水門耐震補強工事の大掛かりな作業を見せて頂きました。前川の灌漑用水取水する為(塩水遡上を防止する為)に、水門ゲートの開閉操作で水位を維持されているとの事。(前川の水位が梯川よりも高ければ水門をあけておくとの事。)小松日末の石川海岸の人工リーフ構築工事は二人の潜水夫で作業をされていました。消波ブロックも、今までに見たことも無い型で、ペルメックスや凪といったネームを持っていました。このブロックも海岸で制作されていて、運搬費用も時間も短縮されるので、経済的で良い工事方法だと思いました。 【米山】 毎回、初めての事ばかりですが、出発式も街頭の広報活動も緊張しました。 「あんた、お店休んで、なにしとる?」が、初めての方で、近所のお客様でした。 先輩が説明をしてくださいまして、あとは声をだすのみ。 受け取ってくださる方、くださらない方がいました。 国交省ののぼりなどが、あったほうが、いいのではとおもいました。 小松出張所 梯川の逆水門が、海水が、川に流れることを防いでいるとのこと。 そうなのかと、いままでは、海は干満するものだと思っていました。 それが、あのみずうみの木場潟までも、関係していること。 現場を見学するとき、ホースから、灰色の泥が、ゴボ、ゴボと出ていました。それは、地盤改良をしている現場からでした。 海岸現場 海岸の波を弱め、砂浜を作るために、人工リーフで消波し、それを潜水士が、一つ、一つ作業しているとのこと、気が合わなければ、絶対にダメで、兄弟でしているそうです。 いま、海の中で作業している方は、59歳でバリ、バリだそうです。 凪の形で、石川県で考えられたそうで下からの波を上からの波で押さえるのだそうです。 あの日、穏やかな海に、ヒュー、ヒューと鳴り響く、その音がいまでも残っています。 そして、東北の災害で、潜水士も大変だそうです。 徳光CCZ 地域の人々と海辺を結ぶ、ふれあいの空間 なのだとCCZの意味を知りました。 展望台にのぼるのも、はじめてでした。そして砂浜ができているのを見ました。 いままでは、わたしの世界だけでしたが、世の中に目を向けていかなければとおもいました。とても楽しく、勉強させていただいた一日でした。 【田渕】 晴れてすがすがしい 出発式に参加 少し緊張 街頭広報活動 思ったよりPRできなかったけど、ありがとうと受け取ってもらえてうれしい 前川排水機場見学で前川と梯川の水の多さ、木場潟から流れる前川、木場潟の方が低く逆水(塩水)を防ぐことや、排水ポンプ 25mプールの水を7秒で空っぽにする能力、自然と競争 石川海岸人工リーフ工事見学 ダムや砂防工事で砂が海へ行かなくって砂浜がだんだんなくなると以前テレビで拝見しました。ほったらかしにすると災害で多くの家や田畑が沈むし、人工リーフを見学、大きいもので「凪」13.4tもあるものを船で潜水夫が積み上げてと 今回知らない世界を覗かせて頂きました。