金沢河川国道事務所

 広報活動(第2回)--令和6年10月18日(金)

 令和6年度広報活動(第2回)は、10月18日に白山砂防科学館の見学に訪れた小松市立苗代小学校5年生(総勢96名)の皆さんに、白山砂防特派員が広報活動を行いました。生徒たちは4班に分かれ、班を入れ替えながら、白山砂防特派員から土石流模型実験の解説や白山砂防○×クイズを受けました。

《見学内容》
 @白山砂防科学館館内説明・白山砂防○×クイズ
 A砂防劇場(3Dシアター)
 B土石流模型実験装置実演
 C風嵐裏谷砂防堰堤見学

 限られた時間の中での広報活動でしたが、生徒たちは真剣に映像や展示を見て、時には驚きの声をあげたり、白山砂防特派員からの問いかけに積極的に反応したりと、とても興味深く最後まで説明を聞いていました。

 土砂災害の怖さや砂防堰堤の果たす役割、白山砂防事業の重要性などを生徒たちに伝えることができ、白山砂防特派員にとって、とても有意義な経験になりました。

★参加人数★
 4名

★私たち白山砂防特派員が小学校へ訪問します!!★
《「土砂災害」についての出前講座》
 手取川流域の小学校を対象に、私たち白山砂防特派員が小学校に訪問して、近年増加している土砂災害の被害や土砂災害に対する心構えなどの説明を行います。
 興味のある小学校は金沢河川国道事務所 流域対策課 までお問い合わせください。

 
  • ★広報活動★
 
参加した特派員の皆さん           班ごとに見学に出発!
 
「白山砂防科学館館内説明」の様子
 
「白山砂防○×クイズ」の様子
 
「砂防劇場(3Dシアター)」の様子
 
「土石流模型実験装置実演」の様子
 
「風嵐裏谷砂防堰堤見学」の様子
活動報告  特派員の代表的な感想
     
【T.N】
久しぶりの砂防科学館小学生見学会が開催されました。幾つかグループに分けて、館内説明、砂防劇場、土石流模型実験、風嵐裏谷砂防堰堤見学とローテーションします。ジオパークや居住地域にも関わる手取川(やほかの河川)のことも勉強してきているようで、とても反応よく、興味しんしんで見学されていました。  しょうがくせいなりに、実際に堰堤なども見学し、今年自分が体験した災害の記憶と重ね合わせ、防災や災害ということが、少しでも自分事として体感できる、考えるきっかけになるといいなと思いました。  あとは、毎回思うのですが、上流地域の砂防や治水とつながる、下流のダムや用水の利用など、生活地域は、そのように流れてきた水の受益地域であることもいずれ理解し、白山からの水の旅の一連の循環も感じてほしいと思いました。

【S.Y】
 私にとって今年度初めての小学校見学の活動でした。今回は4名の特派員で「OXクイズ」 と「堰堤実験」に分かれて活動しました。私は「堰堤実験」の担当でした。 小松市立苗代小学校の皆さんは熱心に聴いてくださいました。ある小学生さんから「堰堤に 溜まった土砂はどうするの?」と質問がありました。河川事務所職員の方が「そのままにし ておきます」と答えてくださいました。そのままでも問題はなく、水が流れても傾斜が緩や かになるということでしょうか(間違っていたらすみません)このように小学生さんが実験 をみて素朴に疑問を感じてくれたことが嬉しく思いました。 「土砂災害について」話す文章があるのですが、9月の大雨で能登に災害が起こり、土砂災 害について小学生にも関心があるように感じました。今後も伝えていく重要性があると感 じます。今回堰堤見学の現場で猿がいて子供たちがびっくりした場面もあったようですが 無事に終わりホッとしました。