奥飛騨さぼう塾とは

昭和59年(1984年) に開館した神通砂防資料館は、土砂災害と砂防の歴史を地域の方々や当地を訪れる観光客など皆さんに伝えてきました。「奥飛騨さぼう塾」は、これまでの資料館としての役割に加え、情報誌の発行や子ども達の総合的な学習の時間での利用、近隣の砂防施設をフィールドとして一体的に活用するなど、 地域情報の発達基地として新たな役割を果たすことを目的としています。

外観

奥飛騨さぼう塾外観

砂防は世界の共通語

「砂防」とは土砂の移動・流出を防止して土砂災害を防ぐこと。「SABO」は今や、世界中で使われている言葉です。日本は狭い国土で高い山が海まで迫り、流れの急な川が多いため、昔から大雨による土砂災害は頻繁でした。そのため古くから砂防事業が行われ、日本の先進砂防技術は今日、世界に認められているのです。

砂防とは

なぜ奥飛騨の山々は崩れやすいのか

「崩れやすい高山の環境」
標高3,000mを超す北アルプスの山々は、樹木が育たない厳しい環境。
「もろく流れやすい火山堆積物」
火山噴火を繰り返し堆積した脆く崩れやすい火山灰の土地などが激しい豪雨で流されるためです。

展示室

展示室の様子

砂防の技術と歴史

砂防の役割や仕組みを模型やパネルで紹介しています。
高原川上流の砂防事業の変遷を当時の資料や砂防工事で使われていた道具、模型などで紹介しています。

技術と歴史

北アルプス展望台

雄大な山々を見ながら、ちょっと休憩などはいかがでしょう。

展望台の様子

展望台の様子

周辺マップ

周辺マップ

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ご利用案内

住所
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾2-34
開館時間
5月~11月 9:00~16:30
お問い合せ
奥飛騨さぼう塾 TEL 0578-89-2133