アカンダナ山奥飛騨の砂防チェック!-③

基本解説
  • 長野・岐阜県県境の安房峠の北西に位置する。
  • 2002年、火山活動度ランクCの活火山に分類され、地元の人もこの山が火山だったということに驚いている。
  • 安房峠の北西に位置する溶岩ドーム、溶岩流、火砕岩によって形成された火山で、北側に隣接する白谷山火山や活火山である焼岳火山とともに焼岳火山群を形成する。
  • アカンダナ山の活動は、約1万年前、白谷山火山を覆う溶岩ドームとその崩壊によって形成された火砕流の噴出ではじまる。その直後、山体は地すべりを起こし、山頂が南西側にずり落ちた。
  • その後、9,700年前までの間に再び活動し、溶岩流(安房平溶岩)によって川をせき止め、山体の南側の安房平に湖を形成した。
  • 漢字で「赤棚山」と書く。「ダナ(棚)」は、急坂のやや平坦なところを意味する。

→ 赤い山肌が見えるちょっと低い山という感じ