安政(あんせい)5年(1858年)4月9日(きゅうれき2月26日)の真夜中(まよなか)に、越中(えっちゅう)(今のとやま県)から飛騨(ひだ)(今のぎふ県)にかけて、おおくの地いきで大きなじしんが起きました。このじしんで立山の大とんび、小とんびという二つの山がくずれました。このどしゃが川の流れをせき止めていましたが、しばらくして2回もくずれ、土石流となって常願寺川(じょうがんじがわ)をいっきに流れていきました。この土石流(どせきりゅう)は、およそ1,600戸の家をおし流し、140名もの大切な命をうばいました。
常願寺川(じょうがんじがわ)の近くにはちょっけい4~7mの大きな岩がいくつもあります。これは昔のこうずいや土石流が運んできた岩だと考えられています。
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安政の大じしん
おそるべきしぜんのパワー
常願寺川(じょうがんじがわ)の近くにはちょっけい4~7mの大きな岩がいくつもあります。これは昔のこうずいや土石流が運んできた岩だと考えられています。
土石流の力はものすごいよ
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大転石(だいてんせき)