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川の水はみんなの生活のいろんな場面(ばめん)につながっています。千曲川(ちくまがわ)とその支流(しりゅう)を歩(ある)いてみよう。もっともっといろんなところで川の水を利用(りよう)している場面(ばめん)に出会(であ)えるはず。
水力発電所(すいりょくはつでんしょ)
 千曲川(ちくまがわ)の豊富(ほうふ)な水は、ダムでくみ上げられ水力発電(すいりょくはつでん)の原動力(げんどうりょく)となります。火力発電(かりょくはつでん)や原子力発電(げんしりょくはつでん)と比(くら)べ、環境(かんきょう)にやさしいクリーンなエネルギーとして私(わたし)たちの生活(せいかつ)を支えています。
養殖場(ようしょくじょう)
 長野県(ながのけん)は、千曲川(ちくまがわ)・犀川(さいがわ)の清流(せいりゅう)と湧(わ)き水を利用(りよう)した川魚(かわざかな)の養殖(ようしょく)がさかんです。
 主にますや鯉(こい)、アユが養殖(ようしょく)されており、中でも、にじますは、日本一の生産量(せいさんりょう)を誇(ほこ)ります。。
工業団地(こうぎょうだんち)
 長野県(ながのけん)は、機械部品(きかいぶひん)やコンピュータなどの精密機器(せいみつきき)、機械部品(きかいぶひん)を生産(せいさん)する工業(こうぎょう)がさかんです。
 工業(こうぎょう)では、機械(きかい)の冷却(れいきゃく)や洗浄(せんじょう)に多(おお)くの水を利用(りよう)するので、千曲川(ちくまがわ)から得(え)られる工業用水(こうぎょうようすい)は欠(か)かすことができません。
農業(のうぎょう)
 佐久平(さくだいら)や塩田平(しおただいら)などの地域(ちいき)では、千曲川(ちくまがわ)の豊富(ほうふ)な水を灌漑用水(かんがいようすい)に利用(りよう)したことにより、長野県(ながのけん)の米どころとなりました。また清(きよ)らかな水はわさび栽培(さいばい)にも適(てき)しています。日本一の広大(こうだい)な敷地規模(しきちきぼ)と生産量(せいさんりょう)を誇(ほこ)る安曇野(あずみの)のわさび田では豊富(ほうふ)な湧水(わきみず)が利用(りよう)されています。
浄水場(じょうすいじょう)
 かつては、上水道(じょうすいどう)が整備(せいび)される前は飲み水を井戸(いど)から得(え)ていましたが、生活用水(せいかつようすい)、工業用水(こうぎょうようすい)の確保(かくほ)や伝染病予防(でんせんびょうよぼう)などの衛生上等(えいせいじょうなど)の点(てん)から良質(りょうしつ)な水が大量(たいりょう)に必要(ひつよう)になりました。そこで上水道(じょうすいどう)の水源(すいげん)として千曲川(ちくまがわ)の水を利用(りよう)し、浄水場(じょうすいじょう)で水をきれいにして、私たちの飲み水など生活用水(せいかつようすい)になっています。
「水力発電所(すいりょくはつでんしょ)」が多い長野県(ながのけん)。
 長野県内(ながのけんない)にはおよそ170の水力発電所(すいりょくはつでんしょ)があり、発電(はつでん)された電気(でんき)は長野県内(ながのけんない)のほかにも東京(とうきょう)の一般家庭(いっぱんかてい)や工場(こうじょう)などにもどどけられ、みんなの生活(せいかつ)を支(ささ)えています。千曲川流域(ちくまがわりゅういき)にも数十ヶ所の発電所(はつでんしょ)があります。
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