掲載日 2018/08/07
上越教育大学の学生から取材を受けました
新潟県にある上越教育大学の学生4名が、地理学野外実験という授業の一環として、8月2日(木)に千曲川河川事務所を訪れました。彼らは千曲川河川敷が農地として利用されていることに興味を持ち、それについて調べるために、小布施町の農家の方からお話しを聞いた中で、河川敷の国有地を占用して耕作しているということを知り、指導教官の山縣耕太郎教授とともに、千曲川の河川敷を管理している当事務所に取材に来たとのことでした。
学生からは河川敷の果樹園に関する占用許可の状況や千曲川の特徴などについての質問がなされました。河川敷には国有地と民有地があり、特に千曲川は他の一級河川の中でも民有地が非常に多いことや、河川敷にある国有地で現在耕作をしている人は、現河川法が施行された昭和40年以前から耕作を続けている人で、一般の人が新たに耕作の許可を受けることはできないことなどを伝えました。
その他、洪水時の排水機場や樋門の役割、洪水ハザードマップに関することなど、学生から河川に関する様々な質問がなされ、防災にも関心を持たれていることを感じました。
野外実験は3日間に及ぶとのことです。この野外実験において有意義な成果が得られることを祈念しております。
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