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千曲川だより

 掲載日 2016/2/10

 

 

CIM勉強会を開催
〜発注者の意識醸成に向けて〜

 
 国土交通省では、公共事業の調査・計画,設計、施工、維持管理の各過程において扱う、あるいは作成される3次元モデルを一元的に共有、活用、発展させることにより、建設生産システムにおける各過程での諸課題を解決し業務の効率化を図る目的で、CIM(Construction Information Modeling/Management)の導入の検討を行っています。
 千曲川河川事務所においては、河川事業を対象としたCIMに取り組んでおり、去る2月5日に当事務所でCIM勉強会を開催しました。  勉強会は、これまで3回開催し、4回目となる今回は、公益社団法人土木学会の国土基盤モデル小委員会 副小委員長 藤澤泰雄 氏をお招きし、「CIM入門」と題して、3次元でどんなことができるのか、CIMの考え方、これからCIMはどう進むのか、実際にCIMはどのように使われているのか、CIM全般について丁寧に講演いただきました。更に、簡単な橋脚を例に3次元モデリングの作成、国土基盤情報(数値標高モデル)を活用した道路設計のCIMを体験しました。(ソフトの関係で河川関係構造物でなかったのが残念)
 講演に対する質疑が積極的に出され、講師との活発な議論により充実した勉強会となりました。近隣事務所、関係自治体職員の約30名が聴講、CIM体験により、発注者の意識醸成という点で CIMへの理解が深まったものと思われます。  千曲川河川事務所は、「荻原築堤護岸他工事」と「同その2工事」が産学官によるCIM構築の検討対象に選ばれたことを受け、当現場で3次元モデルを使った施工ステップの可視化などに取り組みました。「CIM導入ガイドライン」が平成28年度に策定予定のなか、このような勉強会を活かしつつ、建設生産システムの改善に努めて参ります。

 橋脚の3次元モデリングに挑戦  国土基盤情報を活用した道路設計を体験

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