掲載日 2015/06/29
豊かな環境づくり長野地域会議主催のアレチウリ駆除事業に参加しました
6月26日(金)、千曲川と犀川の合流点付近において実施される、「豊かな環境づくり長野地域会議」の主催するアレチウリ駆除事業に、千曲川河川事務所として参加しました。毎年参加している駆除事業です。
アレチウリは特定外来生物に指定されており、外来生物法により防除の対象の対象となっている植物です。
当日は各団体(長野県、関係市町村、建設業協会ほか)より、約100名近くの参加がありました。
作業開始前に、長野県の担当者の説明でアレチウリ駆除研修会が実施され、アレチウリの特性、早期の駆除と継続した駆除の必要性についてお話がありました。アレチウリの実物を用いた具体的な駆除方法についても説明がありました
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参加団体 | アレチウリの実物を用いた説明 |
説明後、各班にわかれて駆除を開始しました。
千曲川河川事務所が担当する範囲は、例年同じ落合橋下流の範囲です。作業場所を毎年同じため、効果が実感できます。
早速昨年と同じ藪に入っていきます。
時期が早いためか、アレチウリの全長が短いのが実感できます。そのため、アレチウリの茂った藪を引きはがすのではなく、地面を見ながら1本1本引き抜いていくのが主な作業になりました。
今回のように小さな芽のうちに摘み取ることは、非常に効果が高いとのことです。
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駆除作業状況 | アレチウリの繁茂の様子 |
毎年の駆除が功を奏しているのか、明らかに昨年よりアレチウリの繁茂が少ないことがよくわかります。
駆除は非常にスムーズに進み。1時間程度であらかた駆除が終了しました。
長野県の担当のかたの説明によると、駆除箇所については全体的にアレチウリの繁茂が確実に衰退しているとのことです。アレチウリ駆除のポイントである「繰り返し何度も駆除する事」が高い効果をあげていることが実証できていると言えます。
作業は比較的気温が比較的低い中で行われ、事故も無く無事に駆除を終えることができました。
◆ アレチウリの具体的な駆除方法について (PDF 176KB)
◆アレチウリに関する詳細については、こちらをご覧ください。