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千曲川だより

 掲載日 2015/03/16

 

 

千曲川河川事務所で河川CIM勉強会を開催
〜更なる生産性の向上を目指して〜


 北陸地方整備局では、調査・設計段階から施工、維持管理の各段階で3次元モデルを導入し、一連の建設生産システムの効率化に資することを目的としたCIM(Construction Information Modeling)に取り組んでいます。千曲川河川事務所においては、河川事業を対象としたCIMに取り組んでおり、去る3月9日に当事務所で河川CIM勉強会を開催しました。

 勉強会は、これまで2回開催しており、3回目となる今回は、一般財団法人先端建設技術センターの技術調査部兼技術評価室参事 緒方正剛 氏をお招きし、「維持管理に向けたCIMの取り組みについて」、「社会インフラ分野におけるIT・ロボットの開発・導入の動向について」と題して、講演をして頂きました。講演では、米国・英国で取り組んでいるCOBie(Construction Operations Building Information Exchange)、BIM(Building Information Modeling)での維持管理システムの取り組み、維持管理に向けたCIMの課題、NETISの最近の動向及び少子高齢化対策の切り札となるインフラ用ロボット開発・導入プロジェクトについてお話して頂き、受注者、本局の職員及び当事務所職員、合計30名程度が聴講しました。

 職員のCIMに対する理解も少しずつ進み、今回の緒方氏の講演に対して、職員から多くの質疑が積極的に出され、講師との活発な議論により予定していた時間を超過しましたが、充実した勉強会となりました。

 千曲川河川事務所では、「荻原築堤護岸他工事」と「同その2工事」が産学官によるCIM構築の検討対象に選ばれたことを受け、当現場で3次元モデルを使った施工ステップの可視化などに取り組んでいます。施工現場でのCIM適用にあたり、今回の勉強会を活かし建設生産システムの改善に努めて参ります。




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