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千曲川だより

 掲載日 2014/12/25

 

 



 
平成26年度 高瀬川等水環境協議会が行われました

 

 12月15日(月)に大町市役所において標記の会議(委員会)が開催されました。
構成機関からは、次の事項が報告されました。
 > 青木湖の水位変動の実績(H26)
 > 高瀬川下流で生じた瀬切れの状況(H26)
また、今後の会議の方向性について構成機関間で確認がなされました。



> この協議会の設立目的は、次の二つです。
  ① 利用による青木湖の水位低下について大町地域の合意形成をはかること
  ② 高瀬川の瀬切れ解消状況の検証を行うこと
> 構成機関は、次の5者です。
  大町市、長野県大町建設事務所、昭和電工(株)大町事業所、北陸地方整備局千曲川河川事
  務所、同局大町ダム管理所
> 平成18年11月の設立以来、青木湖の減水が始まるこの時期に年に1回委員会を開催していま 
 す。
> 今回の協議会では、委員長の大町市長の挨拶に続き、当該年の青木湖運用実績対応状況な 
 どの報告がなされました。
> また、規約上この協議会の設置期間が10年間であることから、残された2年間で協議会としての
 最終報告をまとめる必要があり、そのための準備に入ることを確認しました。
> 千曲川河川事務所では、今後も当協議会を通じて関係機関と協議を行いながら、高瀬川の水 
 環境の改善を推進していきたいと考えています。


(1) 大町ダム管理所からの報告
 ① 青木湖水位低下緩和対策(H26)
  > 1/10~3/31の間、大町ダムから総量1,715万㎥を放流したことで、同湖の水位低下を満水位   から8.12m低下に抑えることができた。(通常運用範囲の-9mの範囲内)
  > 今冬(H27年1月~3月)も、現在の大町ダムの貯水位が高いので、十分対応できる見込み。
 ② 高瀬川瀬切れ対策(H26)
  > 9月に9日間発生した瀬切れに対し、大町ダムから3回の放流を実施。
  > 瀬切れ発生メカニズムについて
 ③ 大町ダム選択取水設備工事の情報提供

(2) 昭和電工(株)からの報告
  > H25年11月~H26年3月までの間、定期的に高瀬側下流部の監視を行った。
   顕著な減水や瀬切れの発生はみられなかった。
  > 青木湖水位は、今冬(H27年1月~3月)も、一番低くなる3月末で通常運用範囲の満水位  
   -9m以内となる見込み。


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