掲載日 2014/12/10
水質事故(油流出事故)対策訓練を実施しました
12月5日、長野市の屋島排水樋管において、油流出による水質事故を想定した現地対策訓練を総勢約40名で実施しました。
水質事故が発生した場合は、下流への被害拡大を防ぐため関係機関が連携した対応が重要となることから、今回の訓練においては千曲川河川事務所、維持業者の他、長野県及び流域市町村の担当者の皆様にも参加していただきました。
訓練は各種対策手法のポイントについて説明を受けた後、油吸着マットの設置作業の手順を確認するとともに、設置する際に必要となる縄の結び方についても実習を行いました。
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対策手法のポイント説明 | 油吸着マット設置手順の確認 |
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油吸着マット設置作業の実演 | 流れてくる油膜を回収し、下流へ流出させない ために油吸着マットを設置します |
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「縄の結び方」講習状況 | 真剣に「縄の結び方」を実習 |
油類が河川に流出した場合、水質汚染等が広範囲に及び、水道水が取水できなくなるなど、生活や環境に多大な影響を与える恐れがあります。水質事故が発生した場合は被害を最小限に抑えるために、現場での適切な対応が必要となりますので、今回の実践的な訓練を行うことは大変重要であります。
皆様におかれましては、油が河川等に流出しますと、下流ではこのような対応が必要であることにご理解をいただき、灯油等の取り扱いの際には十分ご注意いただきますようお願い致します。