掲載日 2014/12/09
中学生が防災と異常気象について学びました
長野市大岡中学校の全生徒を対象に出前講座!
長野市大岡公民館では地元・大岡を深く理解させ、また最近の異常気象について知識を高めることを目的に、市民講座「知って得する講座」と題して、大岡地区にある聖高原雨量レーダー観測所の視察及び防災・気象に関する学習会を企画し、観測所を管理する当事務所に施設見学・講義の依頼がありました。
当日は、雲一つない快晴で、たらら山山頂にあるレーダ観測所の絶好の視察びよりとなりました。 中学生全生徒と関係者の方も含めて30名程の参加者は、レーダー観測所(5階)からの360度パノラマを満喫した様子でした。 |
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3 6 0 度のパノラマ( 長野市街地側) | |
レーダ観測所では、1階の非常用発動発電設備による停電時の対応や2〜4階では今年更新した雨量レーダ処理装置や監視パソコンによるレーダ運用状況を直に見て頂きました。 ここでは、雨雲をいかにキャッチしているかを理解してもらったのではないでしょうか。それとも、難しかったかなぁ。 |
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聖高原雨量レーダ観測所(全景) |
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非常用発動発電設備の説明 | レーダー観測所内監視装置の説明 |
その後、大岡公民館研修室(長野市大岡)に場所を移して、
◇最近のゲリラ豪雨や巨大台風などの異常気象について
◇中山間地域における土砂災害について
講義を行いました。特に、今年は南木曽町梨子沢土砂災害も記憶に新しく、中学生や先生方は真剣に聴講していました。
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校長の前で、講師も緊張気味? | 生徒の真剣な眼差しを感じつつ |
長野県は土砂災害とは切っても切れない関係であり、その中で降雨強度がいかに重要かをレーダ観測所の視察や講義を通してご理解頂けたかと思いました。