掲載日 2014/11/25
水質事故情報伝達訓練を実施しました
信濃川水系水質汚濁対策連絡協議会では、水質事故の発生に備え、各機関の情報伝達が迅速かつ円滑に実施されることを目的に、水質事故情報伝達訓練を実施しました。
油類が河川に流出した場合、水質汚染等が広範囲に及び、水道水が取水できなくなるなど、生活や環境に多大な影響を与える恐れがあります。水質事故が発生した場合は被害を最小限に抑えるため、関係機関の情報共有及び対応の連携が重要になります。そこで、暖房等で特に灯油等の使用が増えはじめる11月に毎年机上訓練を実施するものです。
訓練は協議会全関係機関46機関参加で実施され、長野県から発せられる事故発生第一報をもとに、各機関において机上にて現場対応、情報伝達の訓練が行われました。
具体的な事故内容は事前には知らされていないため、対応に時間がかかる場面もありましたが、実際の対応に近い実践的な訓練ができたものと思われます。
![]() |
訓練状況 |
油の流出により被害や損失が発生した場合、回復に係る費用は基本的に原因者が負担することになります。これから更に寒さが増す中で灯油の使用機会も増えていくと思いますが、給油時に現場から離れない等、取り扱いにはじゅうぶんな注意をお心がけください。
【 信濃川水系水質汚濁対策連絡協議会について 】 水質汚濁防止法に基づき、信濃川水系に係る河川の沿川に所在する長野県および県内の41市町村と、新潟県および県内の13市町村で構成する団体で、河川の水質の保全や水質汚濁防止対策などの活動を行っています。 |