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千曲川だより

 掲載日 2014/11/14

 

 

シニア世代の皆さん(長野県シニア大学1年生15名)が
「洪水と防災」について学習しました

 

 11月11日(火)に、長野県シニア大学1年生のみなさんが、千曲川河川事務所を訪れ、千曲川で起こった過去の洪水や防災体制について学習していただきました。
 


 長野県シニア大学は、県内の概ね60歳以上の方が、仲間づくり、健康・生きがいづくりを図りながら社会参加活動を目指すための幅広い学習を行っています。県下10地区で行われていますが、今回、当事務所を訪れたのは、長野地区で学ぶ1年生の一班の方々です。
 皆さんは、課題に対する取り組みとして「集中豪雨による河川洪水の危険予知と防災対策」をテーマとした研究をされており、治水事業を行っている当事務所を見学していただくこととなりました。
 

 当日は、災害対策室において、@資料と映像を用いながら、昭和58年に起こった飯山水害を事例としたハード面の対策、A雨量観測、水位観測、監視カメラ等からの河川の情報を集約して水防活動や避難を促す情報発信や洪水予測といったソフト面での対策のほか、B屋外にて、災害発生時に使用される排水ポンプ車や照明車の役割などについて担当職員の説明を熱心に聞いていただきました。

 受講された皆さんですが、講義の一番初めに入室した災害対策室のマルチモニターやいろいろな機材が溢れていることに驚いた様子でした。また、雨量計がアナログなものであることや施設操作を操作員が手動で行っていることにも驚かれていました。昭和58年当時の水害映像では、昔を思い出すかのようにじっとモニターをご覧になっていました。樋門の操作や気象台との連携などについて質問も出て、千曲川河川事務所の防災体制について理解を深めていただいたと思います。

過去に起こった飯山水害とその対策について学習 雨量観測機器の仕組みを解説


排水ポンプ車の役割を説明

 長野県シニア大学の皆さんは、このグループでの研究成果をとりまとめ、後日、全学生の前で発表を行うとのことです。当事務所での学習が少しでもお役に立てたら幸いです。
  

 

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